これまでチームを引っ張り、コートで戦い抜いてくれた六年生へ。
昨日までの試合、本当にお疲れ様でした。(まだ交流戦はありますよ)
最後まで全力で挑み続けた君たちから、「負けることの悔しさ」がひしひしと伝わってきました。
そして……試合の途中でベンチへ下がることになった6年生。
あの瞬間の胸が張り裂けるような悔しさ、コートの外から仲間を見つめる複雑な想いは、言葉では言い表せないものだったと思います。
監督としても、苦渋の決断だったと思います。
けれど、勝負の世界だからこそ、勝ちにこだわるからこそ、時には非情な選択をしなければならない瞬間があります。大人が今まで伝えてきた「勝負の厳しさ」の意味が、あの場面で、そして負けた瞬間に、本当の実感として胸に落ちたのではないでしょうか。
それでも、私から言わせてください。
昨日の君たちは、間違いなく「最高の出来」でした。
悔しさに打ちひしがれながらも必死に声を張り上げ、コートの仲間に想いを託していた姿。信じられないようなミスした子も、ハッとするほど素晴らしいプレーを見せてくれた子も、全員が自分たちの持てるすべてをぶつけて戦ってくれました。
結果として「負けは負け」です。ただ、この負けは私の責任が大きなところです。
また、途中交代という結果も変わりません。
ですが、ストーリーはここで終わりではありません。本当の成長は、この悔しさを抱え・プレッシャーから解放されたここから始まります。
コートの上で勝つ喜びを知ることも大切ですが、「悔しくてたまらない思い」や「ベンチから仲間を支える辛さ」を経験した人間こそ、人の痛みがわかる、本当の意味で強い大人になれます。
この悔しさを糧にして、ここから驚くほど大きく伸びていきます。次のステージで自分の夢を叶えに行く子もいるでしょう。そして、その悔しさと夢を頼もしい後輩たちに託していく子もいるでしょう。
この悔しさは、逃げずに最後までコートに立ち続けた君たちだからこそ掴み取れた、かけがえのない財産です。誰でも簡単に経験できることではありません。
君たちが今まで最前線に立ち、プレッシャーや厳しい場面をすべて受け止めてくれていました。
残された5年生以下のメンバーは、君たちの背中を見て何かを感じ取ってくれたら嬉しいですね。
君たちがコートに残してくれた熱い想いと、最高の「置き土産」は、必ず後輩たちが全員で力を合わせて取りに行ってくれます。
6年生、たくさんの感動と熱い戦いを本当にありがとう。
交代させられた悔しさも、全力を出し切った誇りも、すべてを胸に抱いて、胸を張って次のステージへ進んでいってください!