昨日一昨日と出かけてたので、先程、129話(最終回の1つ前の回)と130話(最終回)と、最後のダイジェスト(今日の放送)の、一気見し終えました。
ストーリーは、
江戸時代末期の1862年(文久2)3月、全国で尊王攘夷 の機運が高まるなか、坂本龍馬が土佐藩を脱藩──そのわずか1か月後、同じ高知で酒造業を営む裕福な商家に待望の男の子が誕生する。
(尊王攘夷については、『尊王攘夷(Wikipedia)』をご参照下さい)
万太郎は、明るい性格だが、虚弱な子ども。なぜだか植物のことが好きで、集中すると周りのことも目に入らなくなってしまう。
しかし、万太郎が6歳のとき、ヒサが病気で死去。
父親も早くに亡くしていた万太郎は、祖母・タキ(松坂慶子)の手で育てられることになる。
最初は学校生活になじめなかった万太郎だが、植物の名前が載った本を見つけ、「その本が読みたい」という思いから、熱心に勉強するようになる。
好きなもののため、夢のため、一途に情熱的に突き進んでいく!
春らんまんの明治の世を舞台に、植物学者・槙野万太郎の大冒険をお届けします!!
その喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を、美しい草花の情景とともに描き、日本の朝に癒しと感動のひとときをお届けします。
時代は幕末から明治、そして激動の大正・昭和へ ―
そんな混乱の時代の渦中で、愛する植物のために一途に情熱的に突き進んだ主人公・万太郎とその妻・寿恵子(浜辺美波)の波乱万丈な生涯を描きます。
直接的に繋がる、原作となる書籍はなさそうですが、モデルは植物学者の牧野富太郎さん。
幕末(文久2(1862) 4月24日)に生まれ、明治、大正、昭和…と、激動の時代を、植物学者として生き、94年の人生を全う。
『全ての草花を知りたい。』
『名前が無いのなら自分が名付けたい。』
と、植物の研究をなさった方なんだそうで、その牧野さんの人生を描いたドラマでした。
元々、酒造と雑貨を営む裕福な商家(ドラマでは酒造のみ)に跡取りとして生まれたので、金銭感覚(節約とか計画的に使うとか、少ない時は我慢する的な感覚)はあまり無かったのかもしれません。
牧野さんは、東大の植物学教室や様々な所の植物研究所で、助手として働いてたので、収入はあったものの、奥様の壽衛さん(ドラマでは寿恵子さん)が、子育て(子供はかなり多くいたそう)をしながらやりくりをし、様々な内職や商売をして、牧野さんを支えたそうです。
が、当の本人は、自身の研究に使ったり、海外の書物を買い漁るなどして、お金を湯水の如く使っていたらしく、借金も多く、家計は常に火の車だったそう。
ドラマでも、その辺も色々と描かれていた様に思います。
牧野さん本人は、94歳(昭和32(1957))まで生きた方。
ドラマでは、子供時代(幕末)から、青年〜中年期(明治時代)を長く描かれて、今月入ってから、震災が起こり、その後の様子が描かれ、最後の一週間で、一気に牧野さんが亡くなった昭和33年に。
自宅にあった書斎の植物標本を、とある大学に寄贈する事となり、娘の千鶴(松坂慶子さん。万太郎の祖母役でも出てたので、二役と言う事になります)が、アルバイトに来た女性(ナレーションをした宮﨑あおいさんが演じてました)と整理すると言う事となりましたが、その合間合間で、震災後から奥様が亡くなった昭和初期までが回想的な感じで描かれ、終わった感じでした。
(何せ、半年の放送の半分までで、結婚した頃(明治21(1888) 26歳)までの話を描いてたので、後半の3ヶ月は、結構話が一気に数年飛ぶなんて時もあり、結局、8月中まで、話の殆どを明治時代に割いてた感じ。で、大正〜本人が亡くなる昭和30年代までは、残りの1ヶ月で駆け足な感じで描かれた感じでした。まぁ、二人三脚で頑張った奥様の壽衛さん(ドラマでは寿恵子さん)が、史実でもドラマでも50代で亡くなるので、その後は、ドラマ性が無いとなったのかもしれませんね。)
でも、とても仲の良い2人が、苦労しながらでも頑張っていく姿がいじらしくて、最後まで見られました。
あ、そうそう。
ポスターなのですが、寿恵子さんバージョンも、後半になって登場してたので、一緒に載せておきますね。
…と、言う訳で、とても素敵なドラマでした。
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
朝ドラは100話を超える長い作品なので、DVDやBlu-rayは、少しずつですが、既に出ている様です。
最後の方は、これからしばらくしてから出ると思いますが、それまでは今出てるのをゆっくり見てみて下さいね。
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
来週からは、こちら
予告動画です。
このドラマは、戦前から戦後に活躍した、歌手で「ブギの女王」といわれた笠置シヅ子さんをモデルにした話です。
らんまんは、幕末から始まり、明治・大正・昭和の戦後すぐまでの話(ほぼ明治時代メイン)でしたが、今回のブギウギは、大正から昭和(いつまでか分かりませんが、ご本人が昭和60年に亡くなられてるので、それより少し前までなのかな?とは思います)までが描かれる様です。
また、らんまん同様、モデルがいる時代物なので、楽しみに見たいと思います。