母親が亡くなって、今日で9年。
あっと言う間の様な、 まだまだ9年？の様な、変な気分です。
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子供の頃は、弟が小児喘息で、母親がベッタリでしたので、私は軽く放置気味で育ちました。
で、弟が中学生位になって、小児喘息が落ち着いてきた頃、私が高校生になってて、彼氏が出来て遊んでたり、遅く帰ったりもしてて、母親によく怒られてました。
そして、私は自覚はなかったけど、多分反抗期だったぽかったし、振り返ってみると、当時は母親は更年期真っ只中の年代でしたので、母親はずっと目を釣り上げて、怒ってばかりで、笑顔なんてほぼ見た事無かったです。
（なのに、大人しくて甘え上手だった弟には、笑顔な事が多かった気がします😓）
その上に、父親は母親に子育ては丸投げで、殆ど私達子供とは話さなくて、声をかけても「お母さんに言いなさい」と面倒臭そうな顔して突き放されてました。
そのせいか、親の事本気で嫌いでしたし、親は弟だけ愛してるんだろうなと思っていました。
でも、母親の更年期も無くなり、25歳で私が結婚して家を出て、程よい（車で約40〜50分程の）距離で別々に暮らす様になって、私も親もそれなりに年をとってきた事で､何となく関係性も変わってきたかな？と言う時に、母親が病気になりました。
入退院を繰り返してましたが、一時期は、一緒に箱根にも旅行に行ったりもしました。
ですが、その翌年、亡くなりました。
それから、何かあると、
「もっと話しておけば良かった」
「もっと沢山聞いておけば良かった」
…と、後悔する事ばかりです。
（父親は、母親に任せっぱなしだった事もあり、私の子供時代の事はほぼ把握しておらず、この9年間、「この時どうだったっけ？」とか聞いても、「そう言うのはお母さんの方が知ってたから、お父さんは分からないなぁ」と言うだけですので、ホントに、うるさい位に、しつこく聞いとけば良かったです💦）
辛い事沢山あるし、苦しい事や、不安な事も沢山あります。
でもでも、こうして最低限でも幸せに生きていられる事も、健康体とは言えないけれど、とりあえずまあまあ元気で生きていられる事も、色んな事を把握して、やってくれてた母親がいてくれたからこそ。
そう考えると、適当にほっとかれてたり、私ばかり怒られてても、感謝だなと。
私の様なダメな娘なのに、最後まで怒ってくれたって、ホントは幸せな事なのかもなと、この年になるとしみじみ感じます。
（ま、褒められた記憶と、可愛がってもらった記憶は、ほぼありませんでしたが💦）
もっと早く、母親が生きてる内に気が付きたかったなぁ…
ダメな娘なりに、ちょっとでも頑張るから、見守っててね。
ホントに、お母さん、⸜(*ˊᵕˋ*)⸝ありがとう
