今回はこちらを見ました。


ストーリーは…

結婚3年目のサラリーマンのじゅんが仕事から帰宅すると、玄関で妻のちえが血を流して倒れていた。

じゅんはあわてて介抱するが、血はケチャップで、ちえは死んだふりをしていただけだった。

妻はその理由は言わず、ただ笑うだけ。

それ以来、ワニに食われる、銃で撃たれる、頭に矢が刺さっているなど、毎日のように死んだふりをする妻に、じゅんは呆れながらも徐々に不安を覚えるようになる。
映画.com紹介ページより抜粋】

元々は、Yahoo!知恵袋への投稿から始まった話らしいのですが、その後投稿者(旦那さん)がブログを書き始め、あまりの人気に、映画公開となった様です。

一応、あまり期待しないで見始めました。

毎日繰り広げられる奥さんの死んだふりと、それに翻弄される旦那さんの姿がメインで描かれていきます。

で、その合間に、翻弄している旦那さんの心の葛藤とか、同僚夫婦との交流とか、夫婦の出会いの話や、何故か奥さんのパートのシーン(ほぼ、話には関係無さげだと思われる?)など、とにかくマッタリと淡々と話が進んでいきます。

エンディングの少し前で、奥さんのお父さんが語るシーンと、奥さんの実家に泊まるシーンがあります。

その時のお父さんの話や、実家での夫婦の会話と旦那さんが見た物などが、何故奥さんがそう言う事をするに至ったのかのヒントにも繋がります。

それにしても、妻役の榮倉さん、どの死んだふりもプッと笑えるものばかりで、体張ってるなぁと見てて思いました。

でも、多分演じるのもノリノリだったのかな?と。((*´∀`))ケラケラ

それに対して、夫役の安田さんのリアクションが大きくて、とにかく最高に素敵で面白い音譜

流石、劇団出身の俳優さんだなと思いました。

見終わって、夫婦の在り方について考えさせられ、大笑いではなく、軽くクスッと笑って終われる感じだったなと思った作品でした。

夫婦についての在り方を考えたい方や、マッタリと淡々としたちょっとクスッと笑えたり…の映画がお好きな方は、見てみて下さいね。



なお、まだ昨年公開の作品なので、公式サイトがありました。

私の説明より、サイトを見て頂いた方が分かりやすいかと思うので、リンク貼っておきます。