今日は、私の母親の命日です。
5年経ちました。

詳しい事は、5年前のこの時期と、毎年この日に書いてるので書きませんが、若い頃(特に10代後半~20代前半)は、ホントに憎んだ位嫌いになった時期もありました。

居なくなられて5年。
私は個人的に色々とありました。

年齢的な事もあるのでしょうけど、どんなに頑張っても、老いには勝てないし、40代に入ってから、病気がちにもなりましたし、子供が産めなくて諦めるしかなかった事で、精神的にも色々大変でした。

それすら『お母さんがこんな体に産んだから、私がこんなに辛い思いをしたんだ』と心の中で母親を責めたのなんて、数えきれない位ですあせる

でも、ある時から、『産んでくれたから旦那と出会え、娘さんネコと出会えたんだ』と思う様になりました。

実は、母親がまだ健在で、病気にもなる何年も前に、ネットで

『誕生日は、◯◯年前にお母さんがあなたを産む為に、一生懸命頑張ってくれた日。だから、自分のお祝いをしてもらうだけでなく、お母さんに感謝をする日でもあるんです。その日だけでも、恥ずかしがらずに「ありがとう」と言ってみましょう。』

と書いてるのを見た事があります。

それを見たのをふとした瞬間、母親にちゃんと

『お母さん、今日で◯◯歳になったよ。ありがとうね。』

と、言ってたなと思い出しました。

その当時は、「何を急に…」と照れて言ってましたが、ちゃんと言う事で、昔のわだかまりは無くなっていった気がします。

で、ふと、そんな事も、母親が亡くなってからは、考えなくなってた事に気が付きました。

なので、それからは自分の誕生日には、仏壇の写真に手を合わせ、心の中でちゃんと言う様になりました。
(ちなみに、父親にも「1つ歳を取って、◯◯歳になりました。いつも気に掛けてくれてありがとね。」と、母親が亡くなってからは言う様にしています。なお、父親からは「あ~はいはい。そかそか。」と返事をされます。)

今年はお墓参り(と実家の仏壇で手を合わす)だけしに行きますが、来年は7回忌なので、ちゃんとこ供養してあげないといけないなと思ってます。