先日なのですが、こちらを見ました。


ストーリーは、

依頼人の「人生最後に食べたい料理」を再現して高額の報酬を得る、通称=最期の料理人・佐々木充。
彼はすべての味を記憶し再現することのできる、絶対味覚=“麒麟の舌”の持ち主である。

幼少時に両親を亡くした充は、同じ境遇の柳沢健とともに施設で育ち、自らの才能を頼りに起業。
しかし経営に失敗して多額の借金を抱え込み、いまや料理への情熱も失いつつあった。

そんなとき、巨額の依頼が舞い込んできた。
依頼人の名は楊 晴明。
世界各国のVIPが彼の料理を食べに来るという、中国料理界の重鎮。

楊の依頼とは、かつて満洲国で日本人料理人・山形直太朗が考案したという、伝説のフルコース[大日本帝国食菜全席]のレシピの再現であった。

楊は、かつて山形の調理助手としてメニュー作成に協力していたが、太平洋戦争開戦によって消息を絶った山形とともにレシピ集も散逸されたというのである。

そして驚くべきことに、山形もまた充と同じ絶対味覚の才能を持っていたという。

太平洋戦争開戦直前の満洲国で、山形の身に何が起きたのか…? 
なぜ料理は発表されないまま歴史の闇に消えてしまったのか…? 

70年の時を超えて、充は、真実へと辿りつくことができるのだろうか。
(公式サイトより抜粋)

…と言うもの。

1930年代の満州と現代の日本と、交互に話が進んで行きます。

現代の主役は、二宮和也さんが演じる佐々木充、1930年代の主役は、西島秀俊さんが演じる山形直太郎です。

山形は、満州に行啓予定の天皇の為に、満漢全席を越える量とクオリティの料理のレシピを作る様に関東軍の命令され、考え始めました。

が、ある事をきっかけに、山形は完成したレシピと共に消えてしまいます。

そして、現代、その当時の事を知る楊が、そのレシピを再現して作ってほしいと佐々木に依頼。
だけど、レシピ自体が見つからないので、佐々木はその時の関係者を訪ね歩き、レシピを探していきます。

その課程で、レシピのありかだけでなく、佐々木や山形に関わる、様々な謎が解き明かされていきます。

詳しく書くと、結末が分かってしまうので書けませんが、最後は、「あ~なるほどぉビックリマークそう言う事だったのかぁ!!」と、全ての謎が解決して、私はスッキリしました。

とても素敵なお話でした。
気になる方は見てみて下さいね音譜

なお、オフィシャルサイトはこちら