『SAYURI』を見た。
渡辺謙とか役所広司とか桃井かおりとかが出てるし、ハリウッド映画って事ですごいんだろうなぁ~なんて思いつつ鑑賞。
始めは「さゆり」こと「千代」が借金の形で姉と共に売られていくところから始まる。
千代は芸者の置屋に、姉は女郎として別の店に行くんだけど、結局姉は始めの方で逃げ出しちゃった…で登場終了。
おまけに先輩芸者がいじめて、千代の借金が膨らんでいくし、芸者にすんなりなるのかと思えばそうでもないし、あれれ?って事が多かった
どこって感じで地名は出てこないんだけど、見てた感じだと京都じゃないのかな?って感じで、戦前・戦中・戦後の時代だったみたいだけど、なんて言うのかな…戦前の日本って華やかさがすごかった気がするのよね。それが戦争で貧しくなった的なね。
でも、戦中でも何となく町の貧しさって感じなかったし、町並みとか瓦屋根の建物がいっぱいって感じで描かれてはいたけど、道を歩いてるシーンとか見てると、爆竹がパパパパーンってなってしまいそうな、なんとも中国チックな感じのセット。
主人公達だけを見てると、一瞬中国?と思ってしまうくらい。
それで、回りの日本兵とか目をやることで「ああ、日本だったね。この設定」と思う感じです。 ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
あと、やっぱり日本を舞台にした、日本人の設定の映画の場合、主人公だけでも日本人にするべきだったんじゃないかと思いましたね。
チャン・ツィイーやミシェル・ヨーやコン・リーはキレイだったけど…
それに、髪型も「え?これ芸者の髪型じゃないでしょ?」って言う突っ込み満載のも、どうもねぇ…
やっぱりアメリカ人の考える日本ってこんなんなんで、最終的にこの終わりかよ!って、どうもこうも微妙な映画でした。