佐藤航陽著「お金2.0」

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佐藤航陽さんの著書、「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」を購入。



自分で買おうと思ったというよりも、You Tuberでもあり、株式会社GOAL–Bの代表取締役のAKIOBLOGさんがおすすめしていたので買ったという具合です。

 

そのまま始めても良かったのですが、より深い学びにすることと強い共感を得たいため、著者の方について調べました。

佐藤航陽さん。1986年 福島県生まれ。日本の実業家。メタップス創業者。早稲田大学法学部中退。

ここまでは、ウェキペディアの情報。ネットで無料で見れる。

 

本に書いてあった情報から少し紹介します。

佐藤さん家庭は、片親で兄弟が3人いたため裕福ではなかった。

1番厳しい時は世帯年収が100万円台だったことも。

そして、小学校高学年の時に家に「お金がない」ことに気づきました。

佐藤さんは大人になった今でも、実家に対する良い記憶がなく、家に寄り付かないそうです。

 

ここは自分にも共通点がある。

私は片親でなはく両親がちゃんといるのだが、父親が甲斐性なしだった。

時には母がダブルワークをして家計を支えていたほど。父が精神的に不安定だったのに、母親もダブルワークから来る疲れで不安定になっていた。家庭内は暗くまさに地獄だった。今でもその時の状況を鮮明に思い出す。だから今もあまり実家には行かない。

その時からお金が無いことを恨むようになった。

社会人になってそれは、さらに加速した。だから自分のためだけにお金を使った。自分にお金を使って自分を喜ばせたい。

他人に使うなんて死んでも嫌。アルバイト経験がなかった自分は、社会人になってもらえた「お金」を異常なまで愛し、独占しようとした。僕のお金に対する価値観を否定した人には喰ってかかったほどだ。

 

少し話がそれたので、元に戻す。

佐藤さん自身の経験から、

人生の成功=お金を持っている家庭のみ許される

ということに憤りを感じたという。

だからこそ、どんな境遇であっても何者にもなれることを証明するという強い想いを持っていました。

 

また、人生に悩むこと3つにも触れ、

 

①人間関係②健康③お金

特に3のお金で悩む人が圧倒的多数で、お金によって道が狭まったり、人生がうまく回らなくなる人を一人でも減らしたいと

感じていました。

 

以上のことを踏まえ、著者が読者にこの本を通して学んでほしいことは、

 

・お金や経済のメカニズムを、万人が理解して使いこなせるようになった時、人間がお金に対する不安・恐怖・焦りなどの様々な感情から解放される時が来るかも。

・人間がお金というフィルターを外し、人生を見つめ直すことで「自分がなぜ生まれて、本当は何がしたいのか」という本質的なテーマに向き合える

 

というものでした。

 

これを理解した上で本を読みたい。そうすれば目的がはっきりする。

読み終わった時に、筆者の視点に少しでも近づけるように。