利子というオカシナ切り口からお金を見てきました。
架空の預かり証を貸出し
架空の利子を付けることに成功し銀行家というものができ
それに伴い、経済の規模も大きくなってゆく。
そのうち、街の人に少しずつ貸し出すより
王様に大金を貸し出す方がはるかに儲かる事に気づく。
当時(まぁ、現在も同じですが)どこの国も戦争するには
莫大な軍資金が必要だった。
そこに目をつけた銀行家は戦争の軍資金を貸し出すようになる。
戦争のたびに大量の利子が手に入る。
その内、国の王も戦争の為のお抱え銀行家から大金を借りるようになり
銀行家たちは資産を増やし、王族と婚姻関係を結び
いつしか王族と対等な関係を築いてゆく。
しかし、銀行家達は安心しては眠れない。
金庫に保管してある金以上に預かり証が出回っており
人々が一斉に回収に来たときは必ずバレるからだ。
そこで金が不足した時には、他の銀行家が融通して
バレないようにしていった。
銀行家同士を親族にしておけば、一度引き出した金も
また一族の金庫に帰ってくるので融通が利く。
こうして銀行家同士の秘密性が高まりカルテルが形成されてゆく…
中世ヨーロッパの血なまぐさい戦争の裏側には
銀行家の暗躍が必ず見え隠れする。
歴史には勝利側の花々しい表の顔と
おどろおどろしい裏の顔の両面があることを忘れないで欲しい。