うちの園では
慣らし保育の0歳児たちは
だいたい初日2時間からです。

その2時間の間に

ハイハイできるか立てるか
股関節の開きはどうか
上腕の動きはどうか
手指の発達はどこまでか
体幹はしっかりしてるか
呼吸は心拍は異常音がないか
胸郭はどうか
口角の動きはどうか
舐め確認はどの程度やるか
歯はどのくらいか
視線は合うか
目で物を追うか
共同視はできるか
後ろからの音は反応できるか
あやすと笑えるか
好きなおもちゃは何か
全身のケアをきちんとされてるか
爪は大丈夫か耳垢は大丈夫か
皮膚の個性はどうか


と、あらゆる情報をいただきながら
あやしたり抱っこしたりミルクやごはんあげたりオムツ替えたりするわけです。

まあこれは新入園児ちゃんたちに限らず、毎日園児たちはもちろん、ちょこっと遊びに来たり登録面談で来る子たちにも同じようにやってる
単なる査定です。
で、園児ちゃんたちは日々成長していくので最初に会った時の普通の状態を記録、その後の成長の目安の一つにします。

普通に仕事です。
病棟で、入院初日に情報を取って
記録するのと同じです。

が。

昨日気がついた。

なんか、初対面からずっと自分の全てをじろじろ観察記録し続けられるのって、それ

ストーカー⁈
しかも、
6年間!
子どもたちの
恐怖やいかに⁈
ガーンガーンガーンガーンガーンガーン


なんか、
ごめん🙇‍♀️

だがしかし、そういう仕事なんだってばよ。
病気がある時だけみるとか
粗探しして
病気を無理やり発見するとかではなくて

その子にとっての普通の状態を
理解したり
生きるのに必要な力を
自分の意思で身につけられるように
見えないように援助したり
ホントに悪化そうな時に支えたりするために
観察と記録をしています。

ちゃんと卒園後6年経ったら破棄してるから
安心してくれ
来週も
6年前の卒園児の記録を
ちまちまシュレッダーしております。。。
毎年この時期はずーっとシュレッダーだー
笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き