※ この記事はYAHOO!ブログにて2015年7月1日にブログアップされたものを編集し、再度Amebaブロクにブログアップしたものです。
『THE ULTIMATE RARITIES』
(1CDR)
ローゼズ最初期のレア音源集で、このブートの目玉はストーン・ローゼズ結成前のバンドとなるウォーターフロントというバンドのデモ音源といったところでしょうか。
そして、名盤の1STに収録される曲のいくつかが、発売される数年前から原形ができていたことに驚かされ、1STの収録曲は偶然できたものではなく、試行錯誤の上で厳選された曲だというのがわかります。
音源の種類や収録時期の違いから音質もバラバラで、決して聴きやすい音源ばかりではないですが、ローゼズ最初期の何の手も加わらない生の音を聴けるのがいいですね。
1.(On A Beach In) Normandy / 2.When The Wind Blows
ジョンとマニが在籍したウォーターフロントというバンド名義のデモ音源で、ボーカルはイアンでなくカイザーという人物です。
3.I Wanna Be Adored / 4.Heart On The Staves / 5.Tell Me
Piccadilly Radio sessions 24/03/1985
新曲として「I Wanna Be Adored」が初めて公の場で披露されたピカデリー・ラジオ用のセッション音源です。
6.This Is The One
Strawberry Studios, Stockport, 1985, 3am[first ever take]
7.Boy On The Pedestal / 8.All Across The Sands / 9.The Hardest Thing In The World / 10.The Sun Still Shines
Rehersals, Chorlton, Manchester 18/03/1986
11.She Bangs The Drums / 12.Waterfall
circa 1986
11と12は、ひょっとしてジョンの弾き語り?
13.The Hardest Thing In The World
Demo, Yacht Club Studios, Bredbury, Manchester 1986
14.Elephant Stone / 15.The Sun Still Shines / 16.Going Down / 17.Sugar Spun Sister
Demos, Chorlton, Manchester 12/12/1986
18.Waterfall / 19.Shoot You Down
Demos, Manchester Late 1987
20.She Bangs The Drums / 21.Waterfall / 22.Made Of Stone / 23.This Is The One
Suite-16 Studios, Manchester May 1988
かなりアルバム収録の最終形に近くなっておりますが、ジョン・レッキーの手が入る前の若く瑞々しく、アマチュアっぽさが残っている貴重な音源。個人的にはこの20~23の4曲が、このブートレグの中で最もお気に入りのトラックです。
24.Elizabeth My Dear
Battery Studios, London Jan 1989
ブートレグには本当にくだらなく、低品質なものがあるのも事実ですが、ときにはオフィシャルでは絶対に聴くことができない本当に貴重な音源を収録したものもあるので、ブートレグ収集はやめられませんね。