もうすぐ今年が終わる。どんな一年だったかな、そう思いを巡らせれば行き着くのはあの人の事で。我ながら馬鹿だと苦笑を滲ませたとて咎める人は誰も居ないのだから少しぐらい良いだろう。暫しの間過去を思い返す。左様ならだけが人生だなどよく言ったものだ。私は人を見送ってばかりいる。それでも、たった僅かな時間であろうがその人の人生に関わる事が出来た事、とても幸せに思うよ。忘れられても覚えている。そうすれば無くならないよね。…嗚呼、私は、忘れられ仕舞う事が怖いのか。
共有する事で私が得たかった物とは一体何だったのか。私を構築する要素の数多くは誰かの其れの影響を受けている。とりわけお付き合いをしていた人の要素は色濃く反映される。結局は違う個体なのだ、理解し合うなんて事自体不可能だと頭では理解しているのに。好きな物を共有する事で、少しでも、ひらく距離を埋めたかったのかな。それは恐らく対の指輪も同じく。
来年は自分を高める一年にしたいね。何か資格でも取ろうかなあ。
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