2016年10月中旬
日本橋三越の地下で、本和菓衆のイベントがありました。その中で、井筒八ッ橋本舗さんが小説「和菓子のアン」とのコラボメニューを発売。(そういえば・・・中学の修学旅行で京都に行った時に焼き八ツ橋を作ったのは、井筒八ツ橋本舗さんだー!!)
2巻に登場する、あんちゃんが食べたパフェをイメージして作ったそうです。ご、ごめんなさい・・・1巻しか読んでいません・・・!!(汗
説明書きが「和三盆アイスと柚子のハーモニー」くらいしか書いていなかったので、「まぁ、催事用な簡単なパフェだろうな」くらいに思っていたのですが、これがまぁすごかった・・・。冬通り越して春が来た・・・。
アンちゃんの冬パフェ
八ツ橋パウダー、ゆずクリーム、和三盆アイス、ゆずソルベ、白玉、抹茶玉、ゆずわらび餅、あんこ、グラノーラ、ゆずゼリー(ジュレ)、塩キャラメルソース
まず、写真で見て想像していたよりも遥かに大きい・・・笑
トップの雪の結晶は焼き八ツ橋を砕いたものに、砂糖、ゆずを混ぜたパウダー。「あぁ、これこれ!」と言いたくなる、懐かしさも感じる焼き八ツ橋の香りとゆずの風味がふわっと広がります。
クリームはゆずクリームふんわりとした食感とゆず風味。美味しい・・・。
クリームの下にはゆずソルベと和三盆のアイス。
ゆずソルベというと、ガッツリ酸味の際立つものが多いですが、この柚子ソルベはなんというか・・・ものすごく「優しい」・・・。とてもなめらかで、優しく、まろやかなゆず。酸味は抑えめで、味からも食感からも、柚子の優しさ感じられて、ゆずに優しく包み込まれるような感覚・・・。(何だそれ
そして和三盆のアイスも美味しくて。とてもすっきりとした控えめな甘さで、まろやかさが際立ちます。和三盆のことはよく知らないのですが、「甘さ控えめだなぁ」と思ったこちらのアイス、それでもグラニュー糖で作った場合の倍量くらい和三盆を使用しているそうです。
っていうか(?)、とても美味しい・・・。
塩キャラメルソースはこの美味しいアイスにかけていただきます。塩キャラメルというと味が強いイメージですが、優めな味のソースだったのでアイスと合っていました!
アイスから続くのはあんこや白玉、お餅など、和風パフェの定番素材が登場。
白玉はプレーン、抹茶の2種類でもっちり。あんこは緩めで、アイスを押さない優しい味。
からの、もっちりとした柚子餅(たぶんわらびもち)がこれまた美味しく・・・!!いつまでも食べていたい・・・と思っていると、もう最後のゾーンへ・・・。
サクサクといたグラノーラ、そして最後はとろりんとした柚子のジュレで爽やかに〆。
ひとつひとつが繊細な味わいで、とても美味しくて、もっともっと時間をかけてゆっくりと味わいたかった・・・!!(アイス溶けちゃうから・・・!)
そして、ゆずを至る所に柚子を使用しているのに、いい意味で柚子感を前面へ押し出していないところが凄い…。
久しぶりに構造やバランスに感動したパフェです。本当に出会えてよかった・・・。
許可が下りたら本店でも取り扱いできれば…とおっしゃっていたのですが、先程カフェのHPを見てみたら、今月中旬辺りから登場しているみたいですね!
食べたいね!京都だけどね!!