最近取ったチケットと行ったライブ。

昨年末に語った、両親にちー様のチケットをプレゼントするという小さな目標、達成することができましたー!
東京は取りにくいだろうからといって敢えて狙っていた那須。遠征癖は親譲り\(^o^)/
久々のチケ発でイープラのサーバーの弱さに阻まれつつも、無事確保できて安心。
どうやら札幌もちょっと行く気なようなので探してみるかなー(遠征癖は親譲り)

そして自身のチケットはこちら。
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我去台北!!!!!!!!!!!

1年だけ学んだ付け焼刃の中国語は全くといって良いほど役に立たず、今来日している日本語ぺらぺらの中国人の友人にHPを翻訳してもらいつつ…
やっぱりアメリカのチケット取り易さとは比にならず、アジアでの人気ぶりを再確認。
アメリカのときも台湾から来てる子と話したもんなー。
そんな貴重なチケットを取ってしまうことに心苦しさも無かったわけではないですが、友達の卒業祝いだし!何のためにこの会社選んだんだって話だし!とかいいつつ正当化。
叩かないでください…。

さて最近行ったライブと言えば、少し前に台湾でもライブを行ったこの方々。
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Vを見に行った鹿鳴イベで見て、圧倒的な存在感だった彼ら。
聴けば聴くほどハマっていって、今回新規にも優しげなライブをやるとのことで初ワンマン行ってまいりました。

やはりね、もうすごいよ、世界観が。
客電が落ちて、歌詞通り「古びた映写機が映し出す」映像から始まったその曲は、鹿鳴のときにも一番残った「アカ」だったんだけど、鳥肌が止まらなかった。

武道館ってこんなに良い音出せるんだ!って驚きもありつつ。
声量は言わずもがななんですが、ベースがすっごくいい。
キャビネットをサイドに寄せてしまっているので音にも影響がありそうなものなのですが、楽器詳しくないので分かりません。教えて詳しい人!

イントロで100%の、紅い世界観が出来てしまっているのよ最早。
映像と照明の使い方が巧くて、世界観の確立に一役買っていました。

開演前から長いスクリーンがあるのは分かっていたのだけれど、どうせ大きい箱だからメンバーを映してたまに映像が流れるくらいで…くらいにしか思っていなかったの。
でもメンバーが映ったのはENからで、本編はずーっと何かしらの映像が用意されていて。(でもデビュー曲は若かりし頃のPVwww)
9月3日なんてまさかの歌詞全編。これが本編ラストなんて、絶望過ぎてどうしようかと思ったw

でもトリプルまでENが進むにつれ、希望に持っていく流れ。これまたすごいふり幅のあるバンドだなーと感心させられました。
特にダブルのあの平和感なんなのwww

およげたいやきくんであんなに折り畳みさせられると思わなかったよwwwww
ある曲に「体液にまみれた僕」って歌詞があるんですが、どうしても「鯛焼きにまみれた僕」に聞こえてしまっていて、およげたいやきくんの後にそのナンバーが来たときは思わずにやけたw

本編を見ているとき、そして見終えたときは、映像や照明の素晴らしさもあってライブと言うよりはショーを見ている感覚だったの。爆竹を見て感じた思いに似ているもの。
たつろーの振り?舞い?もショー感を増長させているんですよね。
vo.の動きが特徴的だとどうしてもショーに見えてしまうのか?w
ギャの子達も指先の動きが綺麗だなーとよく思うんですが、たつろーさんそれより綺麗だからねwww

話を戻しましょう。
けれどENでMCを聴いたりファンとの掛け合いを体感したりする中で、エンターテインメントの要素が強まっていって、優しい歌を歌っているときにはもう「これは紛れも無くライブだ」って思うようになっていました。
楽しかったー!!って汗かいたり、笑いながら涙の出る感覚。
「優しい歌」は、好きじゃないファンの方も多いみたいだけど、私は好き。今日歌ってもっと好きになった。
「優しい歌が聴こえてこないなら歌えばいい」って歌詞も大好き。
絶望的な歌も良く似合うけれど、私は前向きな優しい歌が好きでこのバンドを好きになったのだと思う。


ひとつのバンドで陰と陽を持っていること、「赤」という一色の色の下にバンドが成立していることは、Gとの大きな違いだと思います。

69は救いようの無い世界も歌う。
Gはきっとどこかで救われる。

69が赤一色なら、Gは文字通り灰色…って見方も出来るかもしれないけれど、私は彼らは虹色だと思ってる。(ラ○クに怒られますかね\(^o^)/)69の世界観に比べて一見統一感はないようだけれど、揃った瞬間奇跡的な光を放つような。

でも共通しているところも見受けられた。
それは、「続ける」ということと本気で向き合っているということ。
長く続くのか続かないのか、続くバンドを1組でも知っているのなら、なんとなーく分かると思うんです。だってVは絶対続かないよwww
私は今日のライブでしかメンバーの関係性を見ていないので、偉そうに何なのって思われるかもしれませんが、69は続くバンドだろうなとなんとなーく感じました。

今日は「続けることに意味がある」ということを改めて教えてくれたライブでもありました。
素晴らしいバンドの活動再開も何組か見てきたけれど、どこか物足りなさを感じていたんです。
その訳が、RATWと今日を経てやっと分かった。

以下、ライブの楽しみ方は音だけじゃないと思っている私個人の主観的な意見なので、まあ読み飛ばしてください。

照明や映像やお客さんを楽しませる技術のいろいろが進歩してきたけれど、活動休止していたバンドの多くは、自分の意思でそれを効果的に用いる術を知らず、結局演出が人任せになってしまっているような気がするの。煽り方もファンとのコミュニケーションの取り方も、当時のままで。

ライブハウスならアーティストと楽器とちょっとした照明があればそれで十分だけれど、大きな箱はそれだけでは勿体ない。走り続けているバンドは、魅せ方も時代にキャッチアップしていってるし、ファンとのやりとりも、どんどん息の合ったものになっていっている。
派手な特効何発も打たなくても、魅せるバンドは魅せるし、楽しませるバンドは楽しませると思うのです。

活動再開したバンドもここでいいクルーに出会って、昔からのファンとも新規のファンともまた良い関係性を築けているといいよね。今後が楽しみになるもん。

話を69に戻すと、大箱でも小箱でも楽しいバンドな気がするので今度は小さいところでも見てみたいかな。
暴れたかった2曲やらなかったし。
でもコロダイが怖い\(^o^)/オバンギャは座席指定で我慢するわ\(^o^)/


大変長くなりました。
でもそれくらい感銘を受けたライブだったってことよー。
迷いながらも行ってよかった!頭振るのも久々で楽しかったので、Vも暫くぶりに行ってみようかな。

その前に明日は運命の分かれ道……頼むから救われてくださいお願いします
本命盤になると↑のような余裕ある見方はできなくなるのです
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