こんにちは!
車椅子ユーザーの沙貴ですチューリップ



最近暑くなってきて、体温調節ができない私にとっては最悪な季節となってきました悲しい

涼しい部屋で過ごしたり、水分補給をこまめに摂って暑さに負けず過ごしたいですねやしの木



さて、皆さんに質問です!!!

皆さんは学生時代、習い事はしてましたか???


というわけで今回は、
私の習い事についてお話しますグリーンハーツ



私は小学校5年生の時から12年間、書道を習っていました。


小学校の頃、付き添いの先生に「書道習ってみたら?」と言われ、たまたま祖母が新聞を読んでいたら〝自宅で書道教えます〟という記事を発見!

書道というと書道教室へ通い、床に座りテーブルや床で書くイメージですが私はそれができないので…

〝自宅に先生が来て、テーブルで習える〟

という、いいこと重なりでしたキラキラ


それをきっかけに
私の習い事はスタートしました!!!!!!



学校から帰ってきて、休む暇もなくすぐに習い事_


毎月学年ごとに課題が出るのでお手本を見ながら1時間先生の指導のもと、黙々と書いていました。

私は手の指も不自由なので、
指と指の間にペンや筆を挟み書いています。

あと中学までは毛筆のほかに硬筆も習っていましたが、やっぱり筆とボールペンでは難しさも違ったなぁ泣き笑い


書道には級や段があります。

10級がスタートで、各級に合格すると級が上がっていき、最高級位は1級。
1級に合格したあと、昇段試験に合格すれば初段となります。
級は10級からはじまって1級までですが、段の場合は初段から2段、3段と数の多い方へ上がっていく仕組みです。


学生の頃はどんどん上へ上がっていくことができましたが、大人になると課題も難しくなり上がっていくのもかなり難しかったです不安


そんな書道生活12年間で私は…

〝 準初段 〟までいきました泣き笑い

全然上へいけなかったけど…笑




あと年に1回、書展がありました。


賞に入れることをまず考え、
作品作りに日々取り組みましたキメてる


でもその作品作りがホント大変だった…

長〜い紙に何文字もばーっと…


先生が好みの文字や書体を決めるので、どんなのを書くのかワクワクと不安だらけでした泣き笑い


でも、篆書や隷書が多かったかなぁ〜…

書家での名前と判子もいただき素敵な作品を書くことができました。



賞は何度か「佳作」が続きましたが、

ある年に「大賞」を受賞🥇

それをきっかけに書道に対しても火がつき、家には大量の賞状とトロフィー、盾ばかりになりました🏆笑


また高校3年生の時に書を「肢体不自由児・者の美術展」に応募をし、「文部科学大臣奨励賞」を受賞しましたキラキラ


もう、めちゃくちゃ嬉しくて…

やっと私の書が色んな方に
認められたような感じがしました泣き笑い


いちばん右▶︎(文科奨励賞受賞作品) 

左3枚▶(書展にて大賞受賞作品)


全国各地に私の書が展示され、東京で表彰式が行われました。なんとこの表彰式でスピーチを任され、常陸宮様の前でご挨拶をさせていただきました不安


またこの表彰式はNHKや日本テレビの「皇室日記」でも取り上げられ、私のスピーチ原稿はなぜかNHKの記者様に絶賛され持っていかれました笑笑い


書道を続けてきてよかったと…心の中でそう思い、

「私といえば書道」

「さきちゃんといえば書道」と…

多くの方に、
そう思っていただけるようになりました笑


▶︎▷地域の作品展に出展しました



社会人になり仕事との両立はやっぱり厳しくて、

12年間の書道生活にピリオドを打ちました。

麻痺があっても、できることがある。

これからも自分に自信を持ち
様々なことにチャレンジしていきたいですキラキラ