災害時、生き残れない行動 | ヒビノタネ ★ 旅と食べまきとアートな毎日

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万年英語勉強中なダメ女ですが、旅が好き!今は食べまきにハマり中でアボカドやらパイナップルやら栽培してます!相棒はシュナウザーのハカセ。

昨日の朝5時20分
グラグラーーーッと強烈な揺れで目を覚ました。

地震にはもう慣れているところがあって
ちょっとの揺れなら「あー揺れてる…震度3!」と
自分の中で大丈夫そうだと判断して寝ることが多いけど
さすがに今回のはしばらく起きていた。

3.11以来、自分の震度センサーの精度が上がったようで
今回のも初めは震度5って聞いたけどわたしのセンサーでは推定4。
外では鳥がけたたましく鳴いていた。


さて、ちょうど今読んでいる本

生き残る判断 生き残れない行動
アマンダ・リプリー
光文社
売り上げランキング: 23,209


調査によると、災害時の人の行動には驚かされることばかり。
  • なにもしないで指示を待つ人が多い
  • 1人になるよりもみんなと一緒にいると安心する
  • 自分は違うと思っても周りの意見に合わせてしまう

視野が狭くなったり、音が聞こえなくなったり、
非常時の人間の脳って自分でコントロールできなすぎて自分は違う!と言い切れないんだよね。

韓国のセウォル号事件のニュースを見て、
あんなに傾いているのになぜ逃げないんだろう?
客室から出るなり、ドアを壁にロックして退路確保するなりしないのは何で?
とフシギに思っていたけど、
平常時と非常時とでは脳の動きがこんなにも違うんだなーと納得した。

そういえば3.11もセウォル号船内の高校生の映像も冷静だった。
危機的状況のとき、人はキャーキャーパニックになるよりも
「動けなくなる」のかもしれない。

これ、本を読んでもらえればわかるんだけど、
生き延びた人の行動を振り返ると色んな段階を踏んでるのよ。
それがかなり興味深いです、オススメ!

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