2013年おもしろかった本 ベスト5 | ヒビノタネ ★ 旅と食べまきとアートな毎日

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万年英語勉強中なダメ女ですが、旅が好き!今は食べまきにハマり中でアボカドやらパイナップルやら栽培してます!相棒はシュナウザーのハカセ。

毎年恒例の本レビュー
今年1年かけて100冊強読みあさった中でのよかった本ランキング
勝間和代さん主宰の勝間塾では1日3冊以上の年間1000冊を目標にしているんですってよ。ゴイスー。
あたしゃどう頑張っても120が限度だわ。



困ってるひと (ポプラ文庫)
大野更紗
ポプラ社
売り上げランキング: 3,123

ある日、難病にかかり、壮絶な検査と治療(麻酔なしで肉を切除!電気ビリビリ!謎の破裂!)を受けることを余儀なくされた女性のエッセイ。
お役所の融通のきかなさや、絶望、経済事情、援助の難しさ
こういうのってみんな他人事と思ってて、知ろうともしないんだよね。
だから制度は新しくならず不便なまま。
だいたい住んでる地域の財政状況によって、患者に出される助成に違いがあるってどーよ⁇
高齢化もあるし、益々こういうの増えるんだろうなぁ
自分が当事者にならないとわからないことは山ほどあるのだ。
テーマ自体は重いけど暗くならずに読めます。



ウォールデン 森の生活
ヘンリー・D. ソロー
小学館
売り上げランキング: 58,772

持たない生活、シンプルライフの元祖。
いろいろ甘いところもあるが書かれたのが19世紀なのに、貧困層への援助、情報は自分でジャッジ、人と比べることの無意味さなど、今と変わってない部分もあり興味深い。
途中に出てくる人がターシャ・テューダーの曾祖父や『若草物語』作者の父でビックリ!
あと、装丁がかっこよくて本棚に残したくなるのもポイント高い◎
マイナスポイントは長すぎること。
そんなに読めねーぜ!というアナタには『ぼくはお金を使わずに生きることにした』がオススメ



新人OL、つぶれかけの会社をまかされる (青春新書PLAYBOOKS)
佐藤義典
青春出版社
売り上げランキング: 5,937

マーケティングってなんぞや?というのがものすごーくわかりやすい
章ごとにストーリーとマーケティングの解説があって勉強になった。
どうしたら人はお金を払ってくれるのか?
価値とは?他と差別化を図るには?など、ためになる。



うおつか流生活リストラ術―生き活き人生シンプルライフ
魚柄 仁之助
農山漁村文化協会
売り上げランキング: 219,284

魚柄さんの本は何冊も読んだけどこれが1番印象的
文体が話し言葉のおかげかとても読みやすいのだ
VIVA工夫!VIVA知恵!



神々の山嶺(上) (集英社文庫)
夢枕 獏
集英社
売り上げランキング: 13,341

登山小説で終始ワクワクドキドキハラハラ
山に取り憑かれた男たちの執念に心が震え、
人間の限界に挑む羽生の言葉にドキッとさせられた。
ネパール行きたくなるよー!


お試しあれ♪(・∀・)
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