永遠の0 | ヒビノタネ ★ 旅と食べまきとアートな毎日

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万年英語勉強中なダメ女ですが、旅が好き!今は食べまきにハマり中でアボカドやらパイナップルやら栽培してます!相棒はシュナウザーのハカセ。

$ヒビノタネ-2012.8.15


8月15日、日本人なら誰もが知っている終戦記念日
この「記念日」っていうのがちょっとひっかかるけども。

9月のVJ day(=Victory over Japan day)もイヤ
国名が入ってるのは、やっぱりいい気しないです。
しかもvictoryとか言われちゃうとなおさら (ノ_-。)


でも戦争は勝ち負けだから戦勝国と敗戦国があるのは仕方がないわけで

しかも日本は被害を受けたというより
ひどい国だったという認識もたれてたりもするわけで

あぁ、むずかしいな・・・(´Д`)


さて、ちょっと前にこの本を読みました

永遠の0 (講談社文庫)
百田 尚樹
講談社
売り上げランキング: 15


小説だからフィクションなんだけど、完全なるフィクションでもなくて
ノンフィクションの体験談を聞いている感じ

これまで抱いていた戦争のイメージと少し違うのも妙にリアルで
戦争をしらない世代としては胸がつまる思いでいっぱいでした


・・・・本当にこんな時代があったんだろうか



特攻隊として戦った人たちは特別な人たちじゃない、ふつうの人間。
家族がいて、友達がいて、幸せを望む、ふつうの人間。



それは今をいきるわたしたちと何ら変わりはないのに


正しい情報が入ってこなくて国民はだまされていたとか

本気でお国のために戦っていたのかとか

どこか「戦時中は特別だったから」と思っていたところがあってハッとした。


そうやって自分とは違うって切り離しちゃダメだなって思った。


なにより、彼らのおかれた環境があまりにもひどすぎて泣けてくる


戦争ものって怖いし、悲しくてツライけど
この先の未来、戦争経験者がいなくなったとしても
2度とこんな悲劇を繰り返しちゃいけないという意味で
語り継いでいくべきもの。


それにきっと、それぞれ相手の国の「人」とちゃんと向き合って
文化交流なんかを通してなかよくなれば、
その国と戦争したいなんてことは思わなくなるはず!

友達のいる国を攻撃したいなんて誰も思わないだろうし

間に煽る人が入るから余計ややこしくなって誤解をうんで
取り返しのつかないことになっちゃうんだろうな

と、そんなことを最近のニュースと重ねて考えた。


この作品、V6の岡田くんと井上真央ちゃんで映画化されるそうです



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