No.2
何ヶ月も何ヶ月も待っていた小説だったので、本当に楽しみにしていて、ぶっ通しで読み終えてしまった。
か「」く「」し「」ご「」と「
この本も色々考えさせられる本だったなとおもった。
それぞれに能力があり、それでも人間関係は難しいんだなあと感じた。
が、
1番驚いたのが、住野よる先生の小説にはよく私が気付かない答えや補足が書きたされているので、解釈をネットで見ることにしているのだが、今回も同様にどなたかのブログを見た時、
「大塚くん≠ヅカ」であり、「大塚くん=僕=京くん」であったことだ。
これも素直に読んでいくと、誰もがヅカだと思う仕掛けを作っていて、面白いなあと思った。
勝手にミッキーはヅカを好きだと思っちゃってたよ。
1番思ったのは、自分のことは自分が一番知っていて、他人のことは完璧に知ることは出来ないということ。
勘違いしてる部分、相手とのすれ違い、気持ちが読めなかったりなど..
このお話もハッピーエンドであったのにとてもとても切なくなるのは、
この世界観から出たくないからだろう。
現実世界と違うことに失望しているからだろうと思う。
素敵なお話でした。
ちなみに私は、パラがすき。
ひとりこど
普段から思ってたのか、この本を読んだのからなのか分からないけど、自分のなりたい自分になるのはとても難しいと思った。
なれるのであれば、あんな子になりたいっだなんてもう何回思っただろうか。
「素敵だよ」、「いい人だね」 なんて言われても、もちろん嬉しいけど、自分に自信なんてないので、信じられないし、とにかく自信が無い。
この本のエルをはじめ、あまり好きになれなかった理由は似てるからだと今気づいた。同族嫌悪だ。そっくりなんだ。
嫌われるのが怖い。
だから「好き」とか「付き合おう」って言われると、嫌われないようにしないと 、と考えるようになり話すのがしんどくなったり、辛くなったりする。
人にきれたこともないし、怒ったことも喧嘩したこともない。
小説を読んだあと、いつも自分の嫌な部分ばかりでてくる。
寝よう。