【2011年05月22日撮影】プリントシール機 武之内 優実花

【2011年05月22日撮影】プリントシール機 武之内 優実花


◆プリントシール機(通称プリ機)の感想
5月22日にプリ機を利用した時の感想です。
不満に感じた点や良いと思った点などについてまとめました。
※開発に携わっている方々は、消費者ニーズや採算性、現在の技術などを考慮した上でベストと思われる新機種を発表している事でしょう。
※この感想文はそれらを全く知らない素人ユーザが書いたもの。
※軽い気持ちでお読みいただければ幸いですm(^v^)m。


【 撮影データ 】
◇正面の写真
機種:「KAOFETI(カオフェチ)」
写り:ピュアパーフェクト3Dフェイス
目のサイズ:ナチュラル
明るさ:おすすめ

◇横向きの写真
機種:「マジカワ視線」
画質:ふんわり
目のサイズ:ナチュラル(機能名忘れました)
明るさ:おすすめより1段上

【 不満に感じた点 】
1.美肌機能
両機種ともシワを消しすぎて表情を殺してしまっていると思います。
法令線や涙堂の影くらいは少し残しておいたほうが良かったのでは?
また、輪郭以外にぼかし処理を施しているのか、階調に乏しくのっぺりとした印象を受けました。
写真というよりはCGのようです。
「KAOFETI(カオフェチ)」は「立体感のある“次世代の写り”」を謳い文句にしている機種なのですから、その点をもう少し頑張ってもらいたいなと思いました。
しかし、こういう質感を好んでファンになる方だって沢山いるかもしれません。
これも立派な個性なので、立体感を追求する事ばかりが良いとは、一概に言えないような気がします。

2.コスメ機能
画像処理でお化粧をしているかのように見せているんじゃないでしょうか?
確かに自分でもチークとノーズシャドウを入れましたが、これだけ強い光を受けても飛ばないほどの濃いお化粧はしていません。
「KAOFETI(カオフェチ)」の写真は、目と唇が不自然に浮いて見えませんか?
目は、コントラストを上げ、明るさを下げ、アンシャープマスクをかけ、拡大しているのかもしれません。
唇は、コントラストを上げ、赤みを加えているように思えます。
「マジカワ視線」は、その名のとおり目のインパクト最優先といった感じの加工で、その他の部分は控えめです。
目は、「KAOFETI(カオフェチ)」と同じような画像処理をしているのではないかと考えています。
また、ピンクメイクに修正してしまっているようにも感じました(背景と馴染ませるため?)。
とても綺麗に加工できているとは思うのですが、メイクに凝りたい人には邪魔な機能かもしれません。
アイシャドウを新調してまでオレンジメイクにこだわった私は涙目です(ToT)。
忠実な色再現はプロカメラマンでも難しいので、アルゴリズムのせいばかりではないかもしれませんが。

KATE brown collection BR-

▲これ買いました♪「KATE brown collection BR-3」

3.デカ目機能
強力というよりは“強烈”ですね(;´∀`)A。
黒マジックでグリグリと描いたかのような仕上がりです(爆)。
デカ目機能は選択していないのですが、大きさ自体も変えられているんじゃないでしょうか?
拡大比率は悪くないけれど、明るさを下げすぎている(黒く塗っている?)せいで、不自然さが感じられるのだと思いました。

4.クロマキー合成
一目で合成と判るこのガリガリ感!
被写体に背景色が被っていない不自然さ!
う~ん、これはちょっと……ねぇ(^^;)。
自然な写りを希望するユーザのために背景紙を5種類くらい用意して欲しいところですが、
メーカー側もコストの問題でなかなか実現できずにいるのかもしれません。
(背景を合成するか否かは自由に選べる。背景紙の切り替えはタッチパネルの操作で行う。)
背景をディスプレイにして、そこに様々な画像を映し出したら面白いんじゃないかとも考えたのですが、採算性や技術面などを思うと、背景紙を用意するよりも更に難しそうですね。

5.ファイルサイズ
携帯ユーザをターゲットにしているせいで、ファイルサイズが小さい小さい('A`)。
私は6048×4032ピクセル(2438万5536画素)の画像が欲しいです。
(画像はCD-Rに焼いてすぐ削除する。バックアップを希望するユーザにはサーバ利用代を別途徴収。)
業務用CD-Rなら1枚80円以下で手に入るので難なく実現できそうな気がします。
ただし、それだけの画像を撮影できる機材の開発にいくらぐらい掛かるのかは不明です(笑)。

6.撮影スピード
速かった!速かったよーう。゚(゚´Д`゚)゚。
普通免許の卒業検定試験で接触事故を起こしそうになった人には厳しいスピードでした。


【 良いと思った点 】
1.値段
1プレイ400円でした。
プロカメラマンにスタジオ撮りしてもらう事を考えたら遥かに安い値段だと思います。

2.気軽さ
予約を入れる必要はなく、短時間で撮影でき、撮影者に気を遣う事もない。
気軽さという点では他の撮影方法の比ではないと思いました。

3.オートフォーカス機能
どの位置に立っても、複数で撮っても、しっかり目にピントを合わせてくるんですね!
カメラの性能なのか画像処理によるものなのかは不明ですが、この技術には脱帽しましたO(≧∇≦)Oスゴイ!
被写体ブレを起こしていないので、シャッタースピードも相当なものなんでしょうね♪

4.赤外線通信による携帯への画像転送サービス
メールアドレスが長いので、このサービスは非常に便利だなと思いました。
また、サーバに保存された画像をダウンロードしたいのなら月々いくらの携帯サイトに登録してください、というシステムよりもずっと良心的だなと思いました(笑)。

【 最後に一言 】
Wikipediaによると「新機種開発には6ヶ月かかることもある中で、3ヶ月サイクルで新機種を発売するケースもある。」そうです。
初期投資額も馬鹿にならないだろうし、在庫を抱えた時のリスクも高いので、ターゲットとする消費者のニーズをピンポイントで突く必要があるのかもしれません。
6048×4032ピクセルの画像を提供する余裕はなさそうですね。