1995年08月05日(土)発売、「朝日新聞」の記事

1995年08月05日(土)発売、「朝日新聞」の記事です。

あつぎ鮎まつりが開幕
きょう大花火大会
あすは鮎つかみどり

 六千五百発を打ち上げ、相模川以西では最も華やかな大花火大会を中心にした第四十九回あつぎ鮎(あゆ)まつりが前夜祭の四日、あつぎイメージレディーコンテストを皮切りに始まった。まつり実行委員会は、六日までの期間中、市民や小田急小田原線や相模鉄道沿線から訪れる人など約五十万人の人出を見込んでいる。
 前夜祭は、市役所正面前の厚木中央公園で行われ、あつぎイメージレディーに、湘北短大二年熊本直子さん(二○)、慶応大四年●●由美子さん(二二)=以上、厚木市=、保母榛葉亜弥子さん(二二)=海老名市=の三人が選ばれた。
 大花火大会は、相模川と中津川、小鮎川が合流する広大な河川敷(通称、三川合流地点)で五日午後七時十五分から。河川敷に約二千台収容の無料駐車場を設けるが、実行委員会は「混雑が予想されるので、マイカーを遠慮してほしい」と呼びかけている。雨天、強風の場合は六日に延期される。
 五、六日は、本厚木駅北口側の中央通り、小田急通、一番街通が歩行者天国となる。五日午後一時の開会式(中央通)後は、県警本部音楽隊や市消防音楽隊、青山学院大や神奈川大の吹奏楽部、米軍第七艦隊バンド、厚木マーチングバンドブルーエンジェルスなどによる、パレードがある。
 恒例の「一万人の鮎つかみどり大会」は六日午後一時から、相模川河川敷で。歩行者天国を練り歩く「真夏のサンバ」は同四時十分から。
 期間中、本厚木駅周辺の道路は車両の通行が規制される。まつりの問い合わせは、実行委員会(○四六二-二三-一三六七)へ。