今回のネイル制作を通じて一つ思い知ったことがあります。
それは、知識・技術がいかに大切であるかということ。
このネイルチップを作る前に、20パターン以上のデザインを考えていたんです。
でも、知識や技術が足りないため、全て実現できませんでした。
生花を利用してチップの上にお花畑を作ろうというアイディアも、お花がすぐ萎れてしまったためにボツ。
チャム(※1)の毛を使って毛皮のジュエリー・ボックスを作ろうというアイディアも、バラバラになった毛を綺麗に束ねることができなかったためにボツ。
(「チャムちゃんからの贈り物(笑)」というタイトルまで決めていたのに)
そもそも生花を長持ちさせる知識や、毛を束ねる技術以前に、裕美華はネイルアートの基本であるスカルプチュア(※2)さえ満足に作れないのです。
だから一向にアートの幅が広がらず、デザイン画も実現出来る範囲の物を描かざるを得なくなってしまいます。
いくら頭の中にメージがあっても、実現できなければ無いのと同じようなもの。
特にネイルアートなどは、実際に形になって指の上に飾られなければ、何の意味もありません。
そして、それを可能にするのは、知識と技術の力ではないでしょうか。
忙しさを言い訳にしてついつい基礎的な練習をおろそかにしてしまう私ですが、これからはアイディア収集以上にそちらの方を大切にしたいと思います。

そうした苦心の末に出来上がったネイルチップとは!?
待て次号!じゃない、じゃない(⌒▽⌒)。
明日の日記でお披露目しちゃいます。
お楽しみに~♪

※1 チャム
ペットのペルビアンモルモット。
可愛い。

※2 スカルプチュア
アクリルパウダーとアクリルリキッドを用いて作る人工付け爪。
または、それを作る技術のこと。


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