中学生くらいの時に描いたイラストです。
「瞬-華-」は「またたき-はな-」と読みます。
花びらが落ちる瞬間、偶然、蝶の形になるところを描きました。
花が散り行くほんの一瞬に見せた“別の生き物の姿”。
命がこぼれる正にその時、キャンバスの花びらは、失いつつあるものを留めんとして足掻くが如く、生命力溢れるものたちの“かたち”を結びます。
憧れて、憧れて、憧れぬいた “躍動するものたち”に手を伸ばしながら、重力に従うしかなかった己の存在価値を、それでも誇示するかのように……。
それはまた、今の私の生き方そのものでもあるのです。