Never Be Peace | 野性的魅力

Never Be Peace

Never Be Peace

野性的魅力

"あの瞬間世界が
普通の男達に
特別な行動を望んだ"

近所で火災発生、
良くある光景。
消防車が沢山集まる、
特に驚くコトじゃない。

でも
近くの消防署の前で
足を止めてみたら、
あの悲劇を思い出して
また時間の流れの速さを感じた

野性的魅力

こうして消防署の前で立ち止まって思いに耽るのは
かれこれ2,3年ぶりかもしれない

各消防署の扉には
だいたいこうしてメモリアルが飾ってある
それぞれ違う仲間を想って。

野性的魅力

中学受験真っ只中の9.11.01の夜、
塾が終わっていつものようにノリユキと駐車場で
プロレス技を掛け合いながら家の車を待ってると
猛スピードで父親が迎えに来て
「ちひろ!大変だよこれみてごらん!」

カーナビを除くと
丁度、高い二つのビルに飛行機がつっこむ映像で
余りの怖さに「これ映画じゃないよね?」
って直感できたのを痛烈に覚えてる

それもこれも
ことしでもう10年前の話

あの頃世界中に沢山いる遺族が
「これ以上憎しみを増やしてはいけない」と願ったはずなのに
戦争、テロ、内戦や動乱はとまることもなくて。

きっとどんな救世主が今後現れようとも
地球上に人類が住み続ける限り
世界平和なんて訪れるコトは
絶対にないだろう

学校や会社、あるいは家庭内でさえイジメや問題があるのに
戦争ががなくなるわけがない
と、個人的に思う。

世界平和を提唱したり
ボランティアをすることは、本当に立派ですばらしいことだけど

その前に身近でやらなければいけない問題が
山積みなんじゃないだろうか

自分の家族、友達や周りを幸せにして自分が幸せになることが
一番の世界平和への近道じゃないかと
私はずっと思ってる

一応理解してもらえてないと困るから言うけど
私はボランティアとかを非難してるんじゃ、全くないです

昔、まだ子供だった私達を置いて
エルサルバドルに行ってしまったカエコ先生を恨んでるなんでことは無いです笑

先生はあの時
何を願って私達を置いて行ってしまったんだろう

このメモリアルの写真の人たちとおなじように
誰かを助けるために行ったのかな

だとしたら、
殴られたけど
総額一万円くらいいろんなもの没収されたけど
私は先生を誇りに思います

あ、
明日ワンピ最新巻だ...
きのくにやに走ろ



でわでわ。