製作  1992年


監督   スティーヴ・マイナー

 

事故で昏睡状態に陥った恋人の回復を待つため、人工冬眠の実験台になった男が、現代に目覚める姿を描いたファンタジー・ドラマ 

 

監督は「ミスター・ソウルマン」のスティーヴ・マイナー、製作はブルース・デイヴィ、エグゼクティヴ・プロデューサーは「グリーン・カード」のエドワード・S・フェルドマンと、脚本も執筆した「心の旅」のジェフリー・エイブラムス

 

撮影は「燃えつきるまで」のラッセル・ボイド、音楽は「ミスター・ベースボール」のジェリー・ゴールドスミスが担当

 

主演は「リーサル・ウェポン3」のメル・ギブソン、「マイ・ガール」のジェイミー・リー・カーティス、「ラジオ・フライヤー」のイライジャ・ウッド、舞台出身で一流のタップ・ダンサーとして知られるイザベル・グラッサー。


★★★★あらすじ

 

1939年、アメリカ空軍のテスト・パイロット、ダニエル(メル・ギブソン)は、ある雨の日、恋人のヘレン(イザベル・グラッサー)にプロポーズしようとするが、うまく言葉にできない

 

仕事へ戻ろうとしたヘレンは、交通事故に遭い、死の重傷を負い、昏睡状態に陥ってしまう

 

6ヶ月が過ぎ、彼女が植物人間となってしまったことに絶望し、ダニエルは親友の科学者ハリー(ジョージ・ウェント)が開発した人間冷凍装置の実験台に志願した

 

そして50年が経ち、完全に忘れさられていた装置に、一人の少年が触れたことでダニエルは蘇ってしまう

 

彼は少年の家に、厄介になることになった・・・そこへ、死んだはずの恋人が生きているという噂

 

彼と少年、そしてその母は、懸命に彼女の行方を探し求める・・・


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この映画も先日観た「フィールド・オブ・ドリームス」と同じにロマンチック・ファンタジーの作品だ・・・

 

いつも読ませて頂いているブロガーの方に教えて頂いたので鑑賞しました^^

 

冷凍装置から出てきたばかりのダニエルは50年前の若さのまま・・・だがストーリーが進むにつれて彼は本来の年に近づいていく・・・その少しずつ老けていく様子がとってもリアル・・・

 

途中からドキドキが始まり・・・ラストに近づくにつれてそのドキドキの鼓動が激しくなっていった・・・恐れのドキドキ感ではなく奇跡への予兆の・・それ・・・

 

そしてラスト・・・ダニエルは50年前に言えなかった言葉を言う・・・「僕と結婚してくれる」・・・ドバッ~・・・と涙が・・・分かっていても泣いてしまう・・・

 

メル・ギブソンがロマンチック・ファンタジー?・・・と思っていたのだが若い時を知らなかったので・・・この頃は結構イケテル・・・かな・・・

 

飛行機で彼女のもとへ向かうのだが、世話になった少年がここでも彼を助ける・・・で、この少年・・・どこかで観たことあるなぁ・・・と思っていたら・・・

 

「ロード・オブ・ザ・リング」のフロド・バギンズを演じていたイライジャ・ウッドだった・・・目が特徴的・・・

 

古い映画を観ると思わぬ俳優さんが子役で出ていたり、端役で出ていたり・・・新たな発見がある・・・これもまた楽しい・・・

 

今日からメル・ギブソン監督の映画「ハクソー・リッジ」が公開される・・・