皆さん、分解に熱心ですね。
米アップルは新型iPadアイパッドの部品調達先を分散化することでコスト削減と安定供給の確保を目指しているようだ。
電子機器分析専門企業の調査で分かった。
UBMテックインサイツによると、16日に発売された新型iPad数台を分解した結果、同一機能の部品が少なくとも3つのサプライヤーから供給されていた。
メモリーチップや高解像度ディスプレーがその例だ。
調達先の分散化は、アップルにとっても、エレクトロニクス業界全体としても、目新しいことではない。
分散化によって、サプライヤー間の競争を促して価格の抑制が図れるほか、特定のサプライヤーが供給できなくなった際のリスクヘッジにもなる。
しかし、日本の大震災やタイの洪水被害で明らかになったように、不測の事態に備える重要性はこれまで以上に高まっている。
UBMでテクニカルマーケティングマネジャーを務めるAllanYogasingam氏は、新型iPadを分解調査した結果、アップルがリスク管理をより積極的に進めようとしていることがうかがえると言う。
同氏は、この戦略をアップルのティムクック最高経営責任者CEO自らの主導によるものとみている。
クック氏は、CEO就任前、部品調達の効率化を推進し、もともと、サプライチェーンの専門家として頭角を現した人物だとYogasingam氏は語る。
新型iPadの分解調査は、iFixitアイフィクスイットが結果を公表したのを皮切りに相次いでいるが、それらの調査で目立つ唐フ1つがサプライヤーの分散化だ。
アップルはiFixitのリポートについてメイン 悪質コメントしていない。
部品の推定コストについては、UBMの調査で予想外の状況は確認されなかった。
UBMは新型iPadの発売前に、第4世代4G高速通信ネットワークLTE対応で16ギガバイトの記憶容量を備えた629ドルのモデルについて、アップルの部品コストは約310ドルであるとの試算を明らかにしているが、発売後の分解調査の結果、推定部品コストを309ドルとしている。
UBMによると、iPad2の現行部品コストは24807ドル、昨年の発売時唐ナ27627ドルだった。
従来機種と比べてコストが大きく変わっている部品はディスプレーだ。
iPad2の現行コストが4950ドルであるのに対し、推定70ドルに上昇した。
また、IHSiSuppliアイサプライによる分解調査では、全体の推計部品コストが、WiFi専用モデルの316ドルから4Gで最大容量モデルの409ドルまでとなっている。
主要部品のサプライヤーとしては、従来のメーカーに加え、新顔も散見された。
UBMによると、新型iPadの一部モデルで、マイクロンテクロジー、ハイニックスセミコンクター両社のNANDフラッシュメモリー、iPhone、iPad向けの供給実績が長い東芝のチップが確認された。
UBMは、ディスプレーはサムスン電子、LGディスプレーのほか、特定できない1社のものだったとしている。
無線チップは、ブロードコム、クアルコムなどだった。
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