日銀の金融緩和政策 | 自分、マニアですが!?「re'Connecting Imaginations」

日銀の金融緩和政策

昨日、日銀が14日の金融政策決定会合で資産買入等の基金を
55兆円程度から65兆円程度に10兆円程度増額、追加の金融緩和を決定。
望ましい物価上昇水準として1%を目安に政策運営を行う事としました。
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ようやく日銀が重い腰を上げて金融政策に打って出ました。
現在の「デフレ→円高」を要約すると「物価下落→国際的な円の価値の高まり」の構図です。
つまり、物価が下がり続けるという事は、逆を言うと「お金を使わなければお金の価値が上がる」という事。
これではますます消費は増えませんから、物価が下がります。
そしてまた円の価値が上がり、円高に歯止めはかかりません。
これがデフレスパイラルの根っこなので、この部分の政策が求められるわけなんですね。

ですので、物価上昇を促す今回の目安を公言する事はある程度効果があると思います。
実際昨日から円安傾向ですので、よいきっかけになったと思います。
このきっかけを活かして、さらなる金融政策でたたみかけてデフレを打開して欲しいですね。
ゆるやかなインフレ傾向は望ましいと思います。

ところで、一言に「お金」と言ってもその仕組みを正しく理解している人達はどれだけいるのでしょうか?
デフレ脱却の政策を望まれていますが、現政権は増税路線。

消費税増税については将来的には必要になってくるとは思いますが、
現在は震災復興の真っただ中、そして物価が下がり続けるデフレ状態。
こんな時に消費を萎縮させてしまう増税政策については理解しがたいです。

そもそも、民主党は消費税を上げない約束で政権を取りました。
それと現在の野田首相ですが、少し前に「マニフェストに書いていないことはやらないっ!」
と大演説で公言していました。
こちらがその証拠動画


なんというか、イタイ・・・。
演説だけやってその気になってる姿が滑稽で仕方ありませんね。
的外れな政策が多い民主党はどうしても素人集団のレッテルを張られてもおかしくない状況。

こんな政権には二度とさせないよう、将来の住み良く誇れる日本を子孫に引き継ぐためにも、
有権者としてワタクシも素人ながらお金の事をよく再考してみたいと思います。

※今回の金融緩和のニュースでチャンスとばかりにすこしばかり為替でお小遣いを稼いだのはナイショww