メディアと政治と日常生活①
震災から10日間以上が経ち、依然被災地では厳しい状況が続いている現在の日本。
先週ワタクシはこんな時こそ被災していない地域では、なるべく早く日常生活に戻れるよう、努力しなくてはならないとブログに書きました。
しかし、徐々に日々が過ぎ日常に戻ろうとするも、やはり気持ちがザワザワする日々が続いております。多分皆さんも似たような状況ではないでしょうか。
※先週までは仕事で外出するとガソリンスタンドに長蛇の列、スーパーに長蛇の列、コンビニから消えたパンやおにぎり、インスタント食品。そして、今回わかった水の放射能汚染。どうにも気持ちがザワつきますね。
震災直後はなんだか何も手に付かず動揺しており、とにかくTVからの情報が絶えず流れてくる状態でした。要は一方的な情報を受け身で得てる状態。
情報元はNHK報道、東京電力の記者会見、枝野さんの会見、そして各局同じ情報を垂れ流し続ける民放。

メディアや政府の動きに多少の疑問を持ちつつも、2日間ほど見守っておりました。
気持ちがザワつきつつも、先週のブログ復活更新以来、このままではいけないと思い自分から能動的にネットからの情報を集め始めました。
TVからの一方的な情報だけでなく能動的に情報を得る事で、ようやく自分を客観的に見る事が出来るようになりました。
以下に気付いた点を述べておきます。
・震災後、暫くすると各局とも震災振り返りのドキュメンタリーの形式を取る事が多くなった。
→今必要な情報はどれだけ悲しいか、恐ろしいかではありません。
必要な情報は被災地の現状、具体的な復興活動、復興政策だと思います。NHKの某番組で被災者の方の留守電メッセージを女性キャスターが涙ぐみながら紹介するコーナーとか、いますべき事ではないと思います・・・。
・10万人からの自衛隊が動いているのに、TVへの露出が少ない。
→反自衛隊を掲げる方が多い民主党、メディアの影響でしょうか・・・この緊急時に頼るべきは、全て自分の面倒は自分で解決できる組織である自衛隊の協力が不可欠。現に被災地での復興活動はほとんど自衛隊により行われています。
もっとも、今週に入りようやく自衛隊の活動にもスポットが当たり始めました。反自衛隊の勢力もさすがに無視は出来なくなってきたようです。

数々の犠牲を出した今回の震災ですが、3月17日の時点で1万9000人の方々が自衛隊に救出された。
・今回の政府復興チームの残念な面々。
仙谷元官房副長官・・・「自衛隊は暴力装置」という考えの持ち主。

辻元清美総理大臣補佐官(震災ボランティア連携担当)・・・この人の反自衛隊思想は有名ですね。
こんな考えの持ち主が復興のリーダーシップを取れるとは思えません。というか、適切な判断を下せるのでしょうか?これを任命した菅直人首相の真意やいかに?
それに、当のメディアにもこれらの方々の姿が出てきておりませんね。
・ガソリン在庫が打撃を受けたわけではないのに、先週までの連日にわたるガソリンスタンド前の大渋滞。

そしてなにより被災地での活動に必要な自衛隊や消防、救急車の燃料が足りていないという状況。
→ガソリン備蓄量は民間業者で85日分、国113日分の合計で199日分(国内消費量分)あるんです。
震災発生から10日以上経った22日にはようやく備蓄を一部解放したようですが、1000年に一度の大災害です。なんのための備蓄だよ・・・。すでに先週、緊急車両にも影響が出ているのに、政府もっと考えて!!
備蓄の数は経済産業省資源エネルギー庁より→平成23年2月の国内石油備蓄量
等々、こんな緊急時に政府の批判めいた事を書くのはどうかとためらっていたのですが、今回の政府のあまりにも後手に廻る対応を見て単なる災害、天災だけでは無い様な気がしまして、記事にしてみました。
この記事を書いている途中でも、東京の水に国の基準を超える放射線が出たそうです。結局二百キロ以上離れている東京でも実害が出てきました。この先が不安です。
政府にはこの緊急事態、真実の情報を素早く的確に開示をお願いしたいところです。もう「ただちに健康には害は無い」は聞き飽きました。
放射性物質を今後取り続けてしまうリスクが一番怖いのです。そこのところを詳しく掘り下げて頂きたいと思います。
最後にテレビではあまり積極的に映されていない、自衛官の方々の活躍を予備自衛官でもある葛城奈海さんが取材して現状を伝えている動画があります。
自衛隊の皆様、危険な被災地での作業ご苦労様です。
葛城さんも凛とした取材姿勢が素敵です。さすが予備自衛官になるだけの気骨あるお方です。
先日夕日が綺麗でした。

一刻も早くこんな綺麗な夕日を、ざわつかない、平穏な気持ちで眺めたいものです。
先週ワタクシはこんな時こそ被災していない地域では、なるべく早く日常生活に戻れるよう、努力しなくてはならないとブログに書きました。
しかし、徐々に日々が過ぎ日常に戻ろうとするも、やはり気持ちがザワザワする日々が続いております。多分皆さんも似たような状況ではないでしょうか。
※先週までは仕事で外出するとガソリンスタンドに長蛇の列、スーパーに長蛇の列、コンビニから消えたパンやおにぎり、インスタント食品。そして、今回わかった水の放射能汚染。どうにも気持ちがザワつきますね。
震災直後はなんだか何も手に付かず動揺しており、とにかくTVからの情報が絶えず流れてくる状態でした。要は一方的な情報を受け身で得てる状態。
情報元はNHK報道、東京電力の記者会見、枝野さんの会見、そして各局同じ情報を垂れ流し続ける民放。

メディアや政府の動きに多少の疑問を持ちつつも、2日間ほど見守っておりました。
気持ちがザワつきつつも、先週のブログ復活更新以来、このままではいけないと思い自分から能動的にネットからの情報を集め始めました。
TVからの一方的な情報だけでなく能動的に情報を得る事で、ようやく自分を客観的に見る事が出来るようになりました。
以下に気付いた点を述べておきます。
・震災後、暫くすると各局とも震災振り返りのドキュメンタリーの形式を取る事が多くなった。
→今必要な情報はどれだけ悲しいか、恐ろしいかではありません。
必要な情報は被災地の現状、具体的な復興活動、復興政策だと思います。NHKの某番組で被災者の方の留守電メッセージを女性キャスターが涙ぐみながら紹介するコーナーとか、いますべき事ではないと思います・・・。
・10万人からの自衛隊が動いているのに、TVへの露出が少ない。
→反自衛隊を掲げる方が多い民主党、メディアの影響でしょうか・・・この緊急時に頼るべきは、全て自分の面倒は自分で解決できる組織である自衛隊の協力が不可欠。現に被災地での復興活動はほとんど自衛隊により行われています。
もっとも、今週に入りようやく自衛隊の活動にもスポットが当たり始めました。反自衛隊の勢力もさすがに無視は出来なくなってきたようです。

数々の犠牲を出した今回の震災ですが、3月17日の時点で1万9000人の方々が自衛隊に救出された。
・今回の政府復興チームの残念な面々。
仙谷元官房副長官・・・「自衛隊は暴力装置」という考えの持ち主。

辻元清美総理大臣補佐官(震災ボランティア連携担当)・・・この人の反自衛隊思想は有名ですね。
こんな考えの持ち主が復興のリーダーシップを取れるとは思えません。というか、適切な判断を下せるのでしょうか?これを任命した菅直人首相の真意やいかに?
それに、当のメディアにもこれらの方々の姿が出てきておりませんね。
・ガソリン在庫が打撃を受けたわけではないのに、先週までの連日にわたるガソリンスタンド前の大渋滞。

そしてなにより被災地での活動に必要な自衛隊や消防、救急車の燃料が足りていないという状況。
→ガソリン備蓄量は民間業者で85日分、国113日分の合計で199日分(国内消費量分)あるんです。
震災発生から10日以上経った22日にはようやく備蓄を一部解放したようですが、1000年に一度の大災害です。なんのための備蓄だよ・・・。すでに先週、緊急車両にも影響が出ているのに、政府もっと考えて!!
備蓄の数は経済産業省資源エネルギー庁より→平成23年2月の国内石油備蓄量
等々、こんな緊急時に政府の批判めいた事を書くのはどうかとためらっていたのですが、今回の政府のあまりにも後手に廻る対応を見て単なる災害、天災だけでは無い様な気がしまして、記事にしてみました。
この記事を書いている途中でも、東京の水に国の基準を超える放射線が出たそうです。結局二百キロ以上離れている東京でも実害が出てきました。この先が不安です。
政府にはこの緊急事態、真実の情報を素早く的確に開示をお願いしたいところです。もう「ただちに健康には害は無い」は聞き飽きました。
放射性物質を今後取り続けてしまうリスクが一番怖いのです。そこのところを詳しく掘り下げて頂きたいと思います。
最後にテレビではあまり積極的に映されていない、自衛官の方々の活躍を予備自衛官でもある葛城奈海さんが取材して現状を伝えている動画があります。
自衛隊の皆様、危険な被災地での作業ご苦労様です。
葛城さんも凛とした取材姿勢が素敵です。さすが予備自衛官になるだけの気骨あるお方です。
先日夕日が綺麗でした。

一刻も早くこんな綺麗な夕日を、ざわつかない、平穏な気持ちで眺めたいものです。