LAWかCHAOSかNEUTRALか!左か右か!?真女神転生という不朽の名作
皆さんは真女神転生というゲームをご存知でしょうか?
ドラクエやファイナルファンタジーなど華やかなRPGと比べてダークなイメージのRPGでひときわ異彩を放つ作品です。
ナムコから初代女神転生シリーズ1が1987年に発売されて以降シリーズ化され、3作品目にアトラスが「真女神転生」とタイトルを変えて開発・販売を行ったゲームです。
現在いくつか派生形の女神転生シリーズはありますが、「真女神転生」シリーズは1,2,3と最新作4(ストレンジジャーニー)という4作品が発売されており、現在も人気のシリーズです。

ナムコ デジタルデビル物語 女神転生 1987年作品
アトラスが開発してナムコが販売。

アトラス「真女神転生」 1992年作品
基本的にはナムコ時代に発売していた女神転生シリーズのシステムを踏襲して移行シリーズ化されていますが、ここではアトラスが完全に開発を行うようになった「真女神転生」からの話をしていきたいと思います。
このゲームに初めて出会った時期は確か中学3年生位の時。
まだ経験も何も少ないこの年代には相当なショックを受けた記憶があります。
物語の設定と大まかなストーリーを解説しましょう。
舞台は199x年東京。吉祥寺に住むパソコン好きなある少年が主人公です。
現実の1992年当時といえば、パソコン業界はまだまだ世間には普及しておらず、かなりのマニアックな設定だったはず・・・。わかりやすく言うなら、インターネットというよりパソコン通信、そんな時代でした。
ダークなオープニングが流れゲームをスタートさせると、主人公がみる奇妙な夢の体験から物語は始まる。
十字架に磔になる少年。虐げられる少年、ゆりこという女性。
脈絡のない夢の続きの途中で母親に起こされる主人公。目が覚めるとパソコンの電源が付いていて奇妙な通信を受け取っている。
「悪魔召喚プログラム」
差出人はSTEVENという名の人物。
「近い将来人類はアクマに襲われる事となり、たたかうためにはこのプログラムが必要だという。」
とりあえずファイルをダウンロードして、母親の元へ。
母によると吉祥寺界隈で殺人事件が起きたらしい。
ぶっそうだから気を付けてと見送られ、吉祥寺のアーケードへ。
主人公は吉祥寺のアーケード裏でおかしな人物に遭遇する。
ナイフを持った一般人が突如、異形の怪物になり、襲いかかられる。
かろうじて無傷で回避出来た主人公。
この後、主人公のまわりで起きるおかしな出来事は更なる大きなうねりへ変化して行く・・・。
さて、このゲームはいくつか特徴的なシステムがあります。
・神話上のキャラクター・・敵として出現するアクマは実在の神話上の神や魔王、妖精、妖怪など。
・悪魔交渉・・悪魔召喚プログラムを使って敵である悪魔と会話し直接仲間にする事が出来ます。
・悪魔合体・・上記で仲間にした悪魔を合体させる事でさらに強力な悪魔を作り出す事ができます。
・属性・・主人公が起こした行動によりLaw(法)Neutral(中立)Chaos(混沌)の属性が変化する。
・マルチエンディング・・上記で絶えず揺れ動く属性。最終的な属性でエンディングが変化する。
まだまだあるのですが、上記のシステムを特に取り上げたいと思います。
まず神話上のキャラクター。
このゲームでは敵はアクマとされていますが、その種類は多種多様。
天照大神などの日本の神様や大天使ミカエル、破壊の神シヴァなど海外の神話上の神様が沢山出てきます。

冥界の番犬「ケルベロス」 ギリシャ神話より
そして、この数々の悪魔のデザインを担当するのが「悪魔絵師」の異名をとる「金子一馬」大先生!
そのデザインの魅力をちょっとだけ紹介。




そうそう、アトラスのマスコットキャラ「ジャックフロスト」も女神転生からのキャラクターです。
ゲーム知らない人もUFOキャッチャーとかで見たことあるはず!
神話の神々といってもこの様に非常に洗練されたデザインで描かれているので、ちっとも古臭さを感じず、時代設定などとも相まって、「サイバーパンク」的な世界観を構築しております。
そんな世界の中で起こる数々のイベントを通して、主人公=プレイヤーは物事の善悪について考えさせられ、常にLawとChaosの間を揺れ動きながら進行していきます。
Law:法と秩序を重視し天使や天空の神などがメインの仲間。(優性保存を重んじる。劣性は排除)
Chaos:力と混沌を重んじる。地母神や四天王など土地の神様がメイン。(力があれば正義)
ちょっとネタバレです。最終的にLaw寄りかChaos寄りかで最終目標の敵とエンディングは違いますが、真のエンディングはずばり「Neutralの状態でLaw,Chaosの最終目標をどちらも倒す」です。そして、最終的に真のボスが・・・。
ニュートラルルートのエンディングです。本当は是非プレイして頂きたいのですが時間の無い方へ!
プレイフィードバックで流れてる曲、良すぎる・・・。
作品のテーマ性がすごく深いところにあり、これでワタクシは八百万の神々に興味を覚え、各地のお祭りや祭られている神や神木、神社の鳥居の意味や、しめ縄の意味について調べるようになりました。
そして、こんな本も手にとって見る始末に・・・

これ本当に面白いです。世界中の神話や都市伝説に出てくる神様や悪魔などに解説がついており、楽しく地域の伝統文化を学び取ることが出来ます。※女神転生やこの本では天使と悪魔は同義語であるとされています。
敵も味方も天使も悪魔も、どちらが正しいのかはアナタの判断次第。
そんな、プレイヤー自身に善悪の定義を投げかけてくるストーリー。
当時中学生だったワタクシに脳天直撃!※もっとも当時はそこまで理解していたわけではありませんが。
かれこれ女神転生とは20年近くの付き合いとなりました。
今の自分が好奇心に溢れているのも恐らく女神転生に出会ったからといっても過言ではないです。
次回作が出たら必ず購入してしまう唯一のシリーズですね。
これからも是非アトラスさんには頑張っていただきたいです!
女神転生については音楽についても非常に興味深いので、次回記事にして見ます。
ドラクエやファイナルファンタジーなど華やかなRPGと比べてダークなイメージのRPGでひときわ異彩を放つ作品です。
ナムコから初代女神転生シリーズ1が1987年に発売されて以降シリーズ化され、3作品目にアトラスが「真女神転生」とタイトルを変えて開発・販売を行ったゲームです。
現在いくつか派生形の女神転生シリーズはありますが、「真女神転生」シリーズは1,2,3と最新作4(ストレンジジャーニー)という4作品が発売されており、現在も人気のシリーズです。

ナムコ デジタルデビル物語 女神転生 1987年作品
アトラスが開発してナムコが販売。

アトラス「真女神転生」 1992年作品
基本的にはナムコ時代に発売していた女神転生シリーズのシステムを踏襲して移行シリーズ化されていますが、ここではアトラスが完全に開発を行うようになった「真女神転生」からの話をしていきたいと思います。
このゲームに初めて出会った時期は確か中学3年生位の時。
まだ経験も何も少ないこの年代には相当なショックを受けた記憶があります。
物語の設定と大まかなストーリーを解説しましょう。
舞台は199x年東京。吉祥寺に住むパソコン好きなある少年が主人公です。
現実の1992年当時といえば、パソコン業界はまだまだ世間には普及しておらず、かなりのマニアックな設定だったはず・・・。わかりやすく言うなら、インターネットというよりパソコン通信、そんな時代でした。
ダークなオープニングが流れゲームをスタートさせると、主人公がみる奇妙な夢の体験から物語は始まる。
十字架に磔になる少年。虐げられる少年、ゆりこという女性。
脈絡のない夢の続きの途中で母親に起こされる主人公。目が覚めるとパソコンの電源が付いていて奇妙な通信を受け取っている。
「悪魔召喚プログラム」
差出人はSTEVENという名の人物。
「近い将来人類はアクマに襲われる事となり、たたかうためにはこのプログラムが必要だという。」
とりあえずファイルをダウンロードして、母親の元へ。
母によると吉祥寺界隈で殺人事件が起きたらしい。
ぶっそうだから気を付けてと見送られ、吉祥寺のアーケードへ。
主人公は吉祥寺のアーケード裏でおかしな人物に遭遇する。
ナイフを持った一般人が突如、異形の怪物になり、襲いかかられる。
かろうじて無傷で回避出来た主人公。
この後、主人公のまわりで起きるおかしな出来事は更なる大きなうねりへ変化して行く・・・。
さて、このゲームはいくつか特徴的なシステムがあります。
・神話上のキャラクター・・敵として出現するアクマは実在の神話上の神や魔王、妖精、妖怪など。
・悪魔交渉・・悪魔召喚プログラムを使って敵である悪魔と会話し直接仲間にする事が出来ます。
・悪魔合体・・上記で仲間にした悪魔を合体させる事でさらに強力な悪魔を作り出す事ができます。
・属性・・主人公が起こした行動によりLaw(法)Neutral(中立)Chaos(混沌)の属性が変化する。
・マルチエンディング・・上記で絶えず揺れ動く属性。最終的な属性でエンディングが変化する。
まだまだあるのですが、上記のシステムを特に取り上げたいと思います。
まず神話上のキャラクター。
このゲームでは敵はアクマとされていますが、その種類は多種多様。
天照大神などの日本の神様や大天使ミカエル、破壊の神シヴァなど海外の神話上の神様が沢山出てきます。

冥界の番犬「ケルベロス」 ギリシャ神話より
そして、この数々の悪魔のデザインを担当するのが「悪魔絵師」の異名をとる「金子一馬」大先生!
そのデザインの魅力をちょっとだけ紹介。




そうそう、アトラスのマスコットキャラ「ジャックフロスト」も女神転生からのキャラクターです。
ゲーム知らない人もUFOキャッチャーとかで見たことあるはず!
神話の神々といってもこの様に非常に洗練されたデザインで描かれているので、ちっとも古臭さを感じず、時代設定などとも相まって、「サイバーパンク」的な世界観を構築しております。
そんな世界の中で起こる数々のイベントを通して、主人公=プレイヤーは物事の善悪について考えさせられ、常にLawとChaosの間を揺れ動きながら進行していきます。
Law:法と秩序を重視し天使や天空の神などがメインの仲間。(優性保存を重んじる。劣性は排除)
Chaos:力と混沌を重んじる。地母神や四天王など土地の神様がメイン。(力があれば正義)
ちょっとネタバレです。最終的にLaw寄りかChaos寄りかで最終目標の敵とエンディングは違いますが、真のエンディングはずばり「Neutralの状態でLaw,Chaosの最終目標をどちらも倒す」です。そして、最終的に真のボスが・・・。
ニュートラルルートのエンディングです。本当は是非プレイして頂きたいのですが時間の無い方へ!
プレイフィードバックで流れてる曲、良すぎる・・・。
作品のテーマ性がすごく深いところにあり、これでワタクシは八百万の神々に興味を覚え、各地のお祭りや祭られている神や神木、神社の鳥居の意味や、しめ縄の意味について調べるようになりました。
そして、こんな本も手にとって見る始末に・・・

これ本当に面白いです。世界中の神話や都市伝説に出てくる神様や悪魔などに解説がついており、楽しく地域の伝統文化を学び取ることが出来ます。※女神転生やこの本では天使と悪魔は同義語であるとされています。
敵も味方も天使も悪魔も、どちらが正しいのかはアナタの判断次第。
そんな、プレイヤー自身に善悪の定義を投げかけてくるストーリー。
当時中学生だったワタクシに脳天直撃!※もっとも当時はそこまで理解していたわけではありませんが。
かれこれ女神転生とは20年近くの付き合いとなりました。
今の自分が好奇心に溢れているのも恐らく女神転生に出会ったからといっても過言ではないです。
次回作が出たら必ず購入してしまう唯一のシリーズですね。
これからも是非アトラスさんには頑張っていただきたいです!
女神転生については音楽についても非常に興味深いので、次回記事にして見ます。