その旅、ギネス級!
先日、小惑星探査機「はやぶさ」が7年の宇宙空間の航行を経て地球に帰還しました。
はやぶさの目的地は小惑星「イトカワ」。なんと往路20億kmの距離を約2年半かけて航行しました。
その長距離航行を支えたのが、「イオンエンジン」。
ん~詳しいことはわかりませんが、リアルロボット系の響きがそそりますね~。
このエンジン燃費が物凄く良いらしいです。それに加え、最速で時速5000kmまで加速できるそうです。
1秒間に約1.4km進むってすごくないですか?宇宙空間は計り知れないですね。
で、その小惑星「イトカワ」に何しに行くかというと、岩石を取りにいきます。
長手方向で約540m程の大きさです。 ジャガイモみたい・・・。
この岩石は太陽系が出来る46億年前の状態のまま存在しているという事で、持ち帰って太陽系の起源を
更に詳しく研究することが出来るそうです。
サンプルを回収後地球に戻ってきます。
はやぶさ本体は大気圏で燃え尽きますが、回収されたサンプルはカプセルで大気圏を突破してきます。
落下地点はオーストラリアのウーメラ砂漠という場所。
NASA提供のはやぶさ大気圏突入の模様はコチラ
http://www.youtube.com/watch?v=50ph99pDk28
理屈なしでめちゃくちゃ綺麗です。
今回無事地球へ戻ってきたはやぶさの旅は実に7年間以上。
航行距離は60億km、期間は2592日。この記録をギネスへ申請したそうです。
いや~偉業を成し遂げましたね。研究結果が楽しみです。