ロード TO ロードバイク Vol.05
ロードバイク自作の記録「ロードTOロードバイク」も第5回を迎えました。
今回はタイヤのはめ込みに挑戦したいと思います。
今まで順調にきていたバイク自作ですが、まさかここに来て悪夢が待っていようとは・・・
詳しくは本編で!
今回使うタイヤは「MICHELIN PRO3デジタルブルー」です。
海外通販「Wiggle」にて購入(新品なのに日本で買うより半分くらい安い!)
ヤフオクにて購入(中古です。)
さてこのタイヤ、色々調べると中々の手ごわい曲者らしい。
相性があってとても入れづらいホイールがあるとの事。
なになに・・・特にフルクラムは地獄だと・・・ん?
えーーー!
偶然ですが、自分選んだホイール「フルクラム」なんですけど!
で、特にレーシング7とレーシング5はやばいと・・・
ふーん、まあそうは言ってもどうにかなるでしょと思い、気を取り直して作業開始です。
片側一周はまったら今度はチューブを入れていきます。
※ちょっとだけ空気を入れておきます。
ぐるーっと一周はめていきます。
はめていきま・・・
解りますでしょうか?写真左側にきたところでタイヤがきつくなり、まったく入らないです。
実はこのタイヤ、リムにはめる為のワイヤーが入っておりまして、それが伸びないものなので、
最後の方になると、はめようとしてもリムに引っ掛かってしまい、うんともすんとも言わなくなります。
さあ困りました。
調べると力づくで行けば何とかなるとの事。
そうならばと、タイヤを引きちぎらんばかりの花山薫
ばりの侠立ちパワーで、引っ張るが入りません・・・
※やっぱり車のタイヤ手で引きちぎるのは人間業じゃねぇっす。
あれこれ悪戦苦闘の末1時間が経過・・・もう汗だくです。
半ば諦めかけた時、工具箱に目をやるとそこには「タイヤレバー」が。
タイヤレバーはタイヤを交換するときに、ホイールからタイヤをはずすために使うのですが、
実ははめる時も使えます。ただ、自転車の世界では禁断の技とされていて、あまり使用を勧めていません。
※うまくやらないと中のチューブを傷めてしまうし、ホイールリムを傷つけ易いようです。
しかしながら、これじゃあ作業できないので、テコの原理を使いタイヤレバーで、思い切っていきました。
「バキッ!」っといやな音と共に見事はまりました!※あの音何なんだろう・・・
※チューブがはまったタイヤに挟まれてないか注意します。
コレを前輪・後輪2つやらなきゃならないのにはゲンナリしましたが、気合入れて2度目もチャレンジ。
やはり同じ場所でつっかかり、同じ手を使いました。
「バキッ!」
・・・やっちまいました。
ここでタイヤレバーが力に耐え切れず無念のリタイア・・・
レバーは3本セットなので残りのレバーで入れました。
ようやく前輪・後輪を入れて一息。いやー苦労しただけあって達成感あります!
いや、今回は非常に手を焼きました・・・
最初の格闘で親指の腹が痛いっすしばらく治らなそう・・・
今回の組み合わせ「フルクラム+ミシュランPRO3」かなりやばいです。
初心者には間違いなく「オススメできない!」と言えるでしょう。
何度かやれば慣れますかね?経験者の方、何か良いコツがあったら教えてください!
番外編
今回は後輪をはずしましたので、すでに装着してしまっていた「カセットスプロケット」について少しだけ。
リアの変則をつかさどるカセットスプロケ(シマノ アルテグラ10速)
トルクがかけやすいように大き目のモンキーレンチで締めこみます。
この様に自転車の工具にはそのためだけにしか使わない工具がいくつかあります。
今回使用した工具たち
今回取り付けたパーツたち
・Fulcrum: Racing 5 Evolution クリンチャー 2010
・シマノ アルテグラ カセットスプロケット CS-6700 12-25T
参考書