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これらの廃墟の写真を見てただのお化け屋敷にしか感じないという人がいると思うが

私にとっては時をみる貴重なものなんじゃないかと思ってる




人の手によって建てられたものが、時代と共に必要なくなり放置されたままだったり、事故などが理由で人が出ていき放置されたり

これは置き去りにされて時が止まったまま朽ち果てた存在

孤独な存在なんだと思っている




そして、この廃墟が曰く付き心霊スポットと呼ばれてしまう理由もなんとなくわからなくもない

別に未練のある魂は普通の場所でも存在する

でも、こういった場所に集まりやすかったりするのは、おそらく彼等もこれら廃墟と同じように、時に置き去りにされたような存在だからなんだと思う




普通に生きてる人達の日常をみたくないと思う人はいるだろうし、自分自身が惨めで仕方ないと感じていたり、孤独感を共に共有できる場所みたいなのがこういった影のある場所だったりするのかもしれない

ただ、居場所と思うものはそれぞれ




呪われるとか色々思うのは結構だと思うが、静かにしていたいと思い、唯一の居場所だと思ってる人もいるだろう、そんな大事な場所を荒らすのだけはやめるべき

それはどんな場所でもそうだし、生きる上でのマナーだ




廃墟という存在は、ある意味人の手と共有した神秘なものでもあったりするだろう

コケがびっしり生えていたり木が突き抜けていたり

朽ちたからこそ魅せるものがあったりする




何気ない景色にふと魅了される瞬間があるように、廃墟にもまた魅了される瞬間が沢山あるのだ

朽ちていく姿は惨めなものではなく、ある意味それが現実の美なんだと思ってる