見たいと思って見れていなかった映画、悪人

$雑音に紛れた煌き


とっても人間的で、物凄くずしっとくる映画だったと思う

音楽は久石嬢さんで、凄く胸にくる音楽が印象に残ってる



この前見た半落ちと同じように、やはり罪を犯したとはいえ、その人自身を心のそこから悪とはいえないということがわかる



善と悪をはっきりさせるというのは物凄く難しい

何もしらなければ何度でもいえるけれど、理由を知ったら何も言えなくなるだろう



犯罪者だって、罪を犯したくて犯したわけじゃない人もいる

だから死刑を簡単に要求してしまうのもどうなのかなと私は思うわけだが



心の底から深く謝罪して、初めて自らがとんでもないことをしてしまったと反省していたとしたら

私はその人にもう一度人生をやり直すチャンスを与えてあげたい



刑務所は人を殺すところではないはず

罪を犯した人たちが、そこで反省して自分の背負った罪がどれほどの重さで、どれほど人を苦しめたのかをわからせる場所



そしてその重さを死ぬまで背負い続け、生きていくのが本当の意味での償いなのではないだろうか



今は簡単に慰謝料とか、お金で解決すればいいとか、すぐに死刑を要求しては早く死ねという

死刑を要求することは、人を殺すこと

殺人を犯した犯人に、同じ殺人をするということ



本当にそれで報われるのだろうか

そういうことをよく考えてほしい



感情的になりすぎるのはわかるけど、生きていくという事にきちんと目を向けてほしい

もっと周りを、もっと人のことを考えてほしい



この映画は色々な目線から考えることができた

映画を見れなかった人たちには、是非DVDを借りて見てほしいと思う



人間の弱さとか、現代社会の孤独がよく見える

主人公の妻夫木君は、普段は穏やかでにこにこした役柄が多いんだけど、こういった全然雰囲気の違う役にもよく挑戦したなと思った

深津さんと共演することが多い妻夫木君だったけれど、今回は二人とも今までの役柄を覆すくらい全然違ったものになっていた気がする



こういった深い映画は、もっともっと見せていったほうがいい

道徳心が消えていっている世の中には、こういった映画を見せて考えさせていくことが大事かと



最近は深い映画が見れて嬉しい

たまには飛んだバラエティなども見たくなる時はあるけれど、やっぱり映画は凄く特別な感じがするので、私は本当に良いものだけを見たいなと思ってしまう



借りた映画のDVDはもう一本あるので、後程そちらの感想もこれから更新する予定