先週土曜日あたりにテアトル新宿にて見てきたKOTOKOという邦映画


この映画は、第68回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門グランプリ受賞をして凄く話題になっている作品

$雑音に紛れた煌き





主演は女性アーティストでシンガーソングライターのCoccoさん

監督は塚本晋也さん



私は彼女の音楽が好きで、彼女が主演をしたという映画に凄く興味があり、前々から話題になっていたので公開初日からすぐに見に行ってきた



一言でいえば、この映画はかなり壮絶な感じ

嵐みたいに主人公ことこの心が大きくゆさぶられてて、母として一人の女性としての生き様が描かれてた



子をもつ一人のシングルマザー、でも子供を育てるには彼女には色々な困難が沢山あって、不安定でアンバランスな日常を送り続けてた

こういう感じの思いをもっている人、近年では結構増えている気がする



ことこまでの困難さがなくても、子供一人を一人で育てていくのにはとても根気がいるし、一人ぼっちだったらやはり彼女のようにとても辛い日々を送ることになると思う



誰かの助けがなければ、彼女のようにどんどん壊れていってしまうし

こういうのって現実世界でも結構身近にあることだから、自分の近辺で一人で子供を育ててる人とかがいたら、やっぱり助けてあげてほしいなと思った



大人になろうと望んでも、それがうまくいかなくて大人になりきれない大人

そういう人がいくら一人ぼっちでもがいていても、誰かの助けがない限りはきっとそのまま崩れ落ちていってしまいそうだし



そういう面ではこの映画は今現在のシングルマザーの思いとか、母なる愛情とか、生きていくのに困難な一人の人間のことを、リアルにこういう人も存在しているんだよって凄く訴えかけてるなと感じた



映像すべてに関しては、この映画を見たら何故全国放映されないのかがよくわかると思う

ぐろいのとか痛いのが苦手な人は、この映画を見るのは少々苦しいかもしれないね



私も別に痛いのが好きというわけでもなかったのだけれど、近頃ではそういう映画をかなり見ている気がしたw

血は沢山流れるし、生々しい表現が多いね



でもそれが塚本晋也さんの世界観なのかもしれないし、塚本さんとCoccoさんのダークな世界観がうまく融合してできている不思議な作品でもあるなと思った



特にことこが歌って踊っているシーンは、ことこではなくアーティストCoccoそのものの素の表現なんだと感じた

おそらくCoccoさんも一人の母親であるし、母としての思いが、主人公ことこと重なる部分もあったんだろうね



それからこの映画を企画したのは彼女だったらしいから、もしかしたらこの映画の半分くらいはCoccoさん自身でも体験したことのあることなのかもしれない



言葉足らずな映画ではあるけれど、何度か見るうちに色々なことがわかってくる深い作品かも



正直、いまいちわからないなという人が多いとは思う

でも、この作品を彼女の思いとかを深く読み取ろうと思えば、きっと何かが見えてきてわかるんじゃないかな



兎に角、そういったものに興味を持っている人にはおすすめ

そうじゃない人には、わからないだけでおわってしまう作品かもしれない



公開されている映画館は限られているから、見たいと思う人はよく調べて見に行ってみて

そうでもないかなーと思う人は後に出るDVDを待った方がいいかも



この映画に関する感想は以上

長々しくごめんなさい