(基本ネタバレです)
「トレマーズ」、
私はこの映画、まったく知らなかったのですが、
あとから調べたところによると、
パニック映画の大人気シリーズだそうですね。
午後ローで放送されていたのを、
「クリーチャー系」くらいはテレ東の番組予告で知って、
私はクリーチャー系には全然興味がないはずなんですけど、
「なんかちょっと気になるかもー」と思ったので、
録画、観賞いたしました。
説明するまでもないかも知れませんが、
舞台は、アメリカ西部の沙漠地帯、
岩山と断崖絶壁に囲まれた陸の孤島、
人口わずか14人ながら、子ども、若者、壮年、高齢者と、
なぜか均斉のとれた年代構成になっている集落、
お話は、モンゴリアンデスワーム系の形をした、
直系1m程度、全長10m程度(目測)の謎の生物に襲われ、
登場人物の半分くらいは喰われるものの、
「土・砂の中しか進めない」「目がない」「音・振動で状況を察知」、
というような当該生物の特徴をもとに「プランを練り」、
当該生物(今回は4体)を全滅させて、
人間たちが勝つ、というものです。
クリーチャー系に興味のない私でも楽しめるくらい面白かったです。
なによりもよかったのは、
CGのない時代(1989年?)の作品なので、
謎の生物は実物大模型で表現されており、
存在感、重量感があって、
動きはぎこちないものの、
非常に恐ろしく感じられたところだと思います。
私もそれなりにCGで作られたモンスターパニック映画も観ましたが、
「ターミネーター」シリーズでもそうなんですけど、
エンドスケルトンに襲われるシーンで、
CGを使ってどんなになめらかな動きをしている第2作以降よりも、
ストップモーションで撮られたぎこちない動きの第1作が、
一番リアルに感じられて恐怖を覚えるように、
CGと実物の間にはどうしても越えられない壁があるのだろうか・・・、
・・・なんてZ級・地雷・クソ映画鑑賞者が言うてもしゃあないですね。
しかし今回ちょい驚きだったのは、
夫がいたくこの映画を気に入ったことです。
私も「ちょっと気になるかもー」くらいの興味の度合いで、
勝手に録画したものだったので、
夫からは、「俺、観ないから、kun*kunさん、ひとりで観て」、
とか言われる可能性も考えていたのです。
夫がとても気に入った様子だったので、
調べてみたら続編が作られてシリーズになっていることが分かり、
せっかくだから続編も観てみるかと、
最寄りのレンタル屋に続編が置かれているかを確認したら、
まさにその日に借り出されていました。
間違いないですね。
ヤツ
です。
同じ午後ローの放送を(リアルタイムか録画かは知りませんが)観て、
同じく続編が気になって借りていったのでしょう。
ヤツとの戦いはどうやら今後も長く続くようです。