今週のテレ東の午後ローはバイオレンスアクション映画特集らしく、
「そのジャンルの映画には興味ないなー」と思って、
観るともなしにただ点けてただけなんですけど、
この作品には痺れました。
「マチェーテ・キルズ」（Ｒ－１５作品）。
まあ、今週の特集のテーマに沿って、本作品も、
物理的に血湧き（要するに飛び散る）、
物理的に肉躍る（要するに飛び散る）、
つまりスプラッタシーン満載の、
バイオレンスアクション映画なんですけど、
この映画の神髄は、
おっぱいマシンガンや、
股間に取り付けたチンコ型銃で戦うおねーさんが出てきーの、
過去の映画のパロディがありまくりーの、
超クソ馬鹿映画だということです。
私はよう知らんのですけど、
「マチェーテ」という前作があって、
これは続編だそうですね。
クソ馬鹿映画なんですけど、
出演者はやたら豪華で、
レディ・ガガにアントニオ・バンデラスにメル・ギブソンと、
俳優や芸能人に詳しくない私でもよーく知ってるような人たちが、
脇役で登場してます。
そして、主演はトレホの兄貴！
！！！主演“が”！！！トレホの兄貴！！！！！
ストーリー的には、
トレホの兄貴演じる不死身の猛者が、
世界を滅ぼそうとする悪人と戦う、
という単純なものですけど、
いや、案外イマドキこれだけ単純なストーリーで、
映画を１本撮るって難しいかも知れない。
でも、ストーリーにあまり意味はない。
頭空っぽにして、詰め込まれた阿呆くさいお遊びを、
ただただ楽しむ、そんな映画。
ストーリーのアホらしさもお遊びの一つですね。
せっかくなので前作もＤＶＤを借りてきて観ようかな、
と思ってしまうくらいには楽しい映画です。
続編の「マチェーテ・キルズ・アゲイン・イン・スペース」は、
果たして今後作られるのでしょうか？！