天使のララ Presents 藤澤ノリマサ コンサート「Appassionato」


☆今回、メモを取りましたが、取り切れず、記憶に頼っているところも

あり、間違いもあると思います。もし、正確なところを教えて頂ければ

訂正いたします。


今回は、彼のセカンドアルバム「Appassionato」を中心にした構成。


Appassionato~情熱の歌~/藤澤ノリマサ
¥3,000
Amazon.co.jp


東京公演


2010年8月20日(金)  開場18:00/開演18:30  青山劇場

2010年8月21日(土)  開場17:00/開演17:30  青山劇場

2010年8月22日(日)  開場13:30/開演14:00  青山劇場


開場~


客席から見て、左手には、ストリングスセクション+ピアノ


Strings:弦一徹ストリングス

 1st Violin:弦一徹
 2nd Violin:カメルーン真希
 Viola:森 琢哉
 Cello:森田香織


Piano:由宇あおい
(Concert Arrange & Produce:あおい吉勇)

右手には、バンドセクション


Drums:かどしゅんたろう
Bass:黒須克彦
Guitar:増田武史(後ろに数台のギター)
Percussion:萱谷亮一


Manipulator:鈴木賢一郎
(この方は、どこにいるのか、解りませんでした)


そして中央には階段が設えてあり、まさにポップスとオペラの融合という

のが、舞台設定でも。


舞台奥には、赤いドレープカーテン。


照明は2階席の上から、舞台にピンスポットが。


照明で舞台が青く染まり、音譜-1「Prayer」のイントロが流れる。

階段の上に白いピンスポット。舞台奥から藤澤ノリマサ登場。


シルバーのスーツ、黒地に細かいドットに白い襟のシャツ、

黒のチェック(に見えた)ネクタイ、赤いポケットチーフ、

黒のエナメルの靴。

(この衣装はhttp://utaten.com/information/2834

 に画像があります。)



照明が赤に変わり、増田武史さんがギターを持ちかえる。

フラメンコギターの印象的なイントロ・・。。

音譜ー2「赤い砂漠」

片手を頭上にあげ、フラメンコダンサーのような振り。


pop-opera-theater「Appassionato」へ、ようこそ!!

お暑い中、ありがとうございます!

昨年12月以来の8カ月ぶりのホールコンサートです。

皆さま、一緒に最後まで楽しみましょう!


もう、何百回と言ってきたのですが、僕のpop-operaという

ジャンルは一曲の中に有名なクラシックを取り入れて

ポップスと融合させたものです。

これは、クラッシックもやりたい、ポップスもやりたい・・という

僕の欲張りな思いから生まれた「オンリーワン」の音楽です。


さて、今からここは、My First Pop-Opera!

今日の演目は「A! ppassio!!  nato!!」

これは、「情熱的に!」という意味です。


さあ!!、第・・一章・・・のは・じ・ま・り!!で!す!!


内臓に響くような「ザン!!」という大迫力のバンドセクションのイントロ。


ブルーとパープルのライトが交差する。音譜-3「if」


藤澤さんは、後ろ向きになって、両手を横に広げて、リズムを取る。


声がオペラに変わる時に、バックにスモーク。


音譜-4[さよならがくれたもの」

・・・声が、ラジオボイスになったり、オペラ声にと様々に変化。


音譜-5「Ti amo 永久(とわ)に」

こちらも、片手を頭上にあげて、フラメンコのような振り。

ハープシコードのような音が入り、ラジオボイスから一転して

太い声で迫力のある歌い方に変化。


ここまで、全体的にバンドセクションの大迫力の演奏が主。


勢いがどんどん増していき、客席の興奮が高まって行く。

そして・・。。藤澤さんは、舞台の左(かみ)にはけて行く。


~インターミッション~


大迫力の演奏が続き、メンバーそれぞれが、技量をフルに発揮。



ステージに椅子と譜面台が用意される。


ここで、バンドメンバーは、Percussionの萱谷亮一さんを残して右手に退場。


左(かみ)より、藤澤さん登場。

ピンクと白の混ざったシャツ、黒いデニム、ピンク地にラメ入りのストール。

先のとんがった黒いブーツ。

小脇に大きなノートを抱えている。黒い地で片面に「のり」、

もう片面に「まさ」と、大きなひらがなが、白く抜いてある。


皆さま、着・・替・・え・・て・・まいりました!

ッて、見ればわかりますよね・・・。。


今まで、デニム・・・ジーパンをステージではいた事が無かったので。。

スタイリストさんに相談して、どうしたら、pop-operaというジャンルを

衣装でも表現できるか・・と。


スーツですと、「藤澤です!よろしくお願いたてまつります!!」

という感じ・・。。


でも、デニムだと気持も軽くなった感じで(笑)

・・・どうですか?・・・(ロック歌手がアンプに片足を載せる真似)


こういう軽い格好をしたところで・・・・・

今から・・・お送りしますのは・・・・お・も・い・・・バラード・・。。


椅子に腰かけ、ノートを開く。


ここには、沢山の恋の物語が書いてあります。

このノート・・・・(笑)・・落としても、解るように名前が書いてあるんです。


これから、お届けするのは、4つのバラード・・・

「4つの恋の物語」です。


藤澤さんがノートを譜面台に置いて、一呼吸おいて、歌い始めます。


バックは、金色の雨のような照明が二箇所に。


ここは、ストリングスセクション+パーカッツション

(パーカッション は繊細な銀の簪のようなキラキラした音)


音譜-6「地図のない道~AVE MARIA~」


音譜-7「愛のモンタージュ」


音譜-8「孤独の欠片~ラ・クンパルシータ~」


音譜-9「Precious Memory」



(泣きまね)クスン・・・・・どうして、こんな・・悲しい歌ばかり

選んでしまったのでしょうか・・・。。



「地図のない道~AVE MARIA~」、「愛のモンタージュ」

「孤独の欠片~ラ・クンパルシータ~」、「Precious Memory」

の4曲をお届けしました。


椅子から、立ち上がって、舞台右手でマイク片手にMC。


しかし、今年はもう、8ヶ月たつわけなんですけど、

今、考えれば色んなことがありましたね・・。。


地元での札幌交響楽団というオーケストラの共演、はじめての野外フェス・・。

色んなミュージシャンとの絆の輪が広がりました。


(一日目:また、NHKの歌謡コンサート!僕の小さい頃からの夢でした!

 共演者の皆さんと一緒に座っていたんですけど・・その時、僕の隣に

いらしたのが、八代亜紀さん!も・・すごいオーラで・・。。

・・・・で・・・皆さんに一番聞かれた質問というのが・・・

「八代亜紀さんって・・やっぱり、お化粧濃いの?(笑)」

・・・・・皆さん・・聞きたいですか?・・・(笑)


・・・・・・お化粧が濃いわけ・・・・ではなく!!

ああいうお顔立ちを・・・されているのです!!(笑))


(二日目:あの、中条きよしさんにご挨拶をですね・・・

「ポップオペラ」というジャンルを歌っている藤澤ノリマサです。

よろしくお願いします!ってご挨拶をさせて頂いたんですけどね・・。。

あの・・中条さん・・・「ポップコーン?」って・・(笑)・・・

ずっと、そうおっしゃってましたね・・・「ポップコーンの藤澤です!(笑)」)


(三日目:あの7月にはですね。上海に行って・・。。

 僕のポップオペラも海を渡り・・・ついに・・海外・・進出!!しました(笑)

東京も暑いですけど・・・上海の暑さっていうのは・・

湿度が80%・・・!!・・・ミストサウナ!!に入っている見たいで

・・・一瞬、引き返したくなりました・・(笑)


で、あの・・よく・・東京に来た外人タレントさんが「I LOVE TOKYO!」って

言っている気持が解った!!というか・・僕も「我愛上海!!」って

言ったら、こう、ワッーっときて・・・で・・・その後、日本語のときは

しーん・・・・・でも、歌になったら、凄い盛り上がってくれて・・・

嬉しかったですね!)


このMC間に、ピアノがスタッフさんによって、中央に。


藤澤さん、後を振り返って、わざとらしく驚いたフリ。


あっつ!!こんなところにピアノが!!(笑)

これからはピアノの弾き語りをお楽しみください


椅子に腰かける。マイクに手を伸ばしたところ、ゴン!という音とともに

マイクが下に落ちようとする・・・それを直しながら

「すいません」


動揺して慌てると思いきや、割と冷静な感じで・・・。。


「海は広いな、大きいな~」のメロディを弾きつつ


夏と言えば・・色んな事がありますけど・・海!花火!!林間学校!

そ・し・て・・・夏と言えば!・・恋の季節(笑)でもあります!

情熱的な(笑)・・まさに、「あ!!ぱっしょ!!ねーと!!」な恋の話!


今日は・・・特別に・・・ノリマサ少年の悲しい恋の物語!・・をお話します。

時は遡ること・・16年前! 小学5年生の夏!のことでした!


宿泊学習という、2泊3日の今で言う林間学校のようなものがありました。

当時、僕は、ひとりのカワイイ女の子に、ほのかな恋心を抱いていました。

その子の名前は「みよちゃん!」


その宿泊学習で、行われていたのが、夜の大!告白!大会!!

出席番号順に、誰が好き!って必ず言わなきゃ、いけないんです。。


ほとんどの女の子は、サッカーが得意なSクンのことが好きでした。

Sクンは、カッコ良くて、みんなから「芸能界に入った方がいいよ!!」

と言われてました。


「・・・・マズイ・・・!!」これは、なんとかして、点数を稼がなきゃ・・・・


・・・・・な・い・す・・・あいで~あ!!が浮かびました!


「そうだ!プレゼントをしよう!!」

僕の好きな歌をカセットテープに入れて、あげよう!


その頃、みんなが聴いていたのは,Speed!とか安室奈美恵とか

ノリのいい歌でした。


しかし、僕のセレクトは・・あっ!!だ~~ると!!な大人の恋の歌ばかり。


ポロポロっとピアノを鳴らしながら・・


「Wind is blowing from Asia~女はう・み・~」

ジュディ・オングの「魅せられて」


「あなたが欲しい~、あなたが欲しい~。」

高橋真梨子さんの「For You」


「Falling leaves drift by the window ~」

そして、なぜか、「枯葉」・・・・。。


小学5年生なのに・・・枯葉!

枯れている・・・葉・・・ですよ!

成長期なのに・・・枯葉(笑)

背伸びしすぎ・・・です(笑)


し・・か・・も・・この・・・あっ!!だ~~ると!!な歌の数々に

あるもの・・・を足してしまいました・・・。。


「ハ~イ!!ごきげん、いっか~が~?藤澤ノリマサです。

お届けしたのは、高橋真梨子さんで、For You~・・・」


DJ・・・家にあるカラオケの機械で、曲紹介を入れて・・・・。。


・・・・・・・・大人になってから、知ったことがあります・・・・


雑誌のアンケートか何かで、「男性から贈られて迷惑だった

プレゼント・・・その栄えある・・・第一位は・・・

自分の趣味を押し付けた・・・音楽テープ・・・。。


「海」マイナー調


今の僕なら・・・判ります!!(ほんとに~?笑)


・・・でも、5年生の僕には・・判りませんでした・・・


テープができて、あとは渡すだけ~。。


みよちゃんを呼び出し・・「い!い!・・・いい・・・・いい曲入ってるよ!」

と渡しました。


みよちゃんはニッコリ笑って受け取ってくれました。


「やった!これで、みよちゃんは僕のもの!!~~♪♪」


・・・・・・・・・しかし・・・彼女から・・・僕の名前が出ることは・・

ありませんでした!!


大告白大会は、2泊3日の宿泊学習の・・・第一日目!!の夜!でした。

その後・・何があったのか・・・まったく覚えていません!!


この経験で学習したことは、告白するなら・・最後の夜がいい!!

ということでした。

学習できたのは・・・・このことだけ・・でした・・・。。


「海」転調


あれから、月日がたち、僕はこの青山劇場という素晴らしい空間で

ポップオペラを、今、歌っています!

S君が芸能界に入ったという話は、聞いてません!


「ぼ・く!! や・り・ま・し・た!!」


「ぼ・く!! 勝・ち・ま・し・た!!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。。


「あれ?僕が芸能界に入った理由って・・・こんなんだったっけ???」

「ま・・いいや~(笑)」


こうして、僕の幼い恋心は、女性にもてあそばれ・・(笑)・・

激しく落ち込んでいる・・そんな時・・・


茶色い巻き毛のカワイイ女の子が現れました。

生後3週間の小さな子犬・・エニちゃんです!


一人っ子の僕にとって、本当の兄妹のように、いつも一緒でした。

僕の歌を一番聴いてくれたがのが、エニちゃん。

でも、僕の作った歌がいまいちだと、プイッっとどこかに行ってしまうのも

エニちゃん。そんな正直なところが大好きでした・・・。。


僕の家に来て16年・・・人間で言えば、70歳くらい・・。。

今年の5月に、遠くへ旅立ってしまいました。


エニちゃんが亡くなったという知らせがきた時、

浮かんだ言葉は「ありがとう」でした。

こんなにも、たくさんの思い出を一緒に作ってくれて、

「ありがとう」・・・。。


あの時、たくさんの方からメッセージを頂きました。

ほんとうに・・・みなさん・・・ありがとうございました・・。。


「大切な存在って・・・いなくなってからわかるんですね・・。。」


たくさんの「ありがとう」をこめて、この歌を歌います。

夜明けのない夜は無いから・・・


音譜-10(一日目:「見上げてごらん、夜の星を」

二日目:「瑠璃色の地球」

三日目:「見上げてごらん、夜の星を」)


バックが青い夜になり、星が次々と瞬いていきます。


この後、メンバー紹介


階段を駆け上がり、「ドラムス~♪かどたしゅんたろう~♪」

「このメンバーは、僕と何かしらの共通点がありまして・・

かどたさんは、僕と同じスィーツ好きという・・・

何がお好きですか~?」


かどたさん「堂島ロール♪」


「あ!!堂島ロール、いいですね~(笑)」


「ベース~♪くろすさんは、あの!!どらえもんの作詞作曲をなさった方で

僕と同じカレー好きなんですよね?」

「スープカレーと普通のカレーと、どっちが好きですか~?」


くろすさん「普通のカレー」


「そこは・・僕と合いませんね・・・。。」


「そのどらえもんで、ストリングスを担当していたのが弦一徹さんです!」

「セカンドバイオリン:カメルーンまきさん」

「ヴィオラ、森琢哉さん」

「チェロ、森田香織さん」



「パーカッションのかやたにさん♪あの・・何か失くしたそうですが・・・

携帯?・・・出てきたんですか?・・・まだ?

あの・・劇団四季のサウンド・・ライオンキングとかをなさっている・・」

(一日目:出てこないまま。二日目:客席から出てきた

三日目:あ!出てきたんでしたっけね?)


「ギター♪ますだたけしさん!!僕の太陽、赤い砂漠を作られた方です!」

藤澤さんが、両手をひらひらさせて、称えてます。

「あの、ますださんは、歌もお上手でして、僕がコーラスもお願い

できませんかね?・・と・・・断られました・・(笑)」


「ピアノ!ゆうあおいさん!!ダッタン人の踊りを作られた方です!」


「そして、ボーカル!! 藤澤ノリマサ~~!!」


音譜-11「笑顔の理由」


音譜-12「君が思い出に変わるまで」


ここで、階段の上の方に。


音譜-13「夜明けのヴィーナス」


バックは星空になり、演奏が続いている間、左手に退場。


~続く~