7月15日16時46分配信 の yahoo ニュースより。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100715-00000066-scn-cn



 中国の大手ポータルサイト「網易」が運営するミニブログサイト

「網易微博」が13日に「システムのメインテナンス」を理由に、

サービスを停止した。


同じく大手ポータルサイト系の「捜狐微博」も最近になり

1日以上サービスを停止したことから、中国政府による管理強化の影響

との見方が出ている。新聞晨報などが伝えた。

 ミニブログは、利用者が投稿した短い文章を掲載するサービスで、

マイクロブログ、つぶやきブログなどとも呼ばれる。


米国系のツイッター(Twitter)が世界的に有名だが、

中国では2009年に利用できなくなった。

 新浪、捜狐、騰訊、網易など中国の主要ポータルサイトが

運営するミニブログは12日ごろまでに、トップページに

ベータ版(テスト版)と表示するようになったという。

 捜狐、網易が運営する中国の代表的なミニブログ・サイトが次々に

サービスを中止したことについて、政府の管理強化が影響したため

との見方が出はじめた。


網易は、ミニブログのサービス再開の日程を、明らかにしていない。

 

**********

◆解説◆
 中国(本土)ではまず、09年6月2日に

ツイッターが利用できなくなった


中国人ユーザーは、他の掲示板などで猛反発を示した。

 同月6月8日には再び利用ができるようになったが、7月6日には、

再び利用不能になった。


ほぼ同時期に、中国ではフェイスブック(Facebook)や

YouTube(ユーチューブ)も利用不能になった。

 同年8月6日付の中国紙「中国国防報」は、ツイッターやフェイスブックについて

「西側の敵対勢力が宣伝と政府転覆のための道具として利用している」、

「インターネットにおける遮断や閉鎖、さらに反撃能力の獲得を急ぐ必要がある」

と主張する論説を掲載した。(編集担当:如月隼人)

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最終更新:7月15日16時46分