昼休憩中、テレビからニュースが流れた。
まさかと思った。
仕事の帰りに、最寄のHMVに行ったら、「追悼コーナー」ができてた。
彼のCD やDVD が沢山、集められていた。早いな・・と思った。
夕刊で、「介護疲れによるストレスで発作的に」
「最後に「ごめん」と言って、自分の部屋に入った」との報道だった。
彼が日本で、一躍、有名になった韓国ドラマ「冬のソナタ」は
NHK の「ハングル講座」のテキストにもなるブームで、
ブームになってから、やっと見た口だったけど・・。
「選ぶなら、こっちだろ!」とチェ・ジウ扮する「ユジン」にツッこんだ。
そして、韓流ブームの第二弾位みたいな感じで「イ・ビョンホン」が主役の
ドラマ「オール・イン」が放映されて、その主題歌を歌っていたのが
パク・ヨンハだった。初め、覆面歌手で、誰が歌っているのか
はっきりと明かされていなかった。
(韓国では、役者が歌手を兼ねるのが、あまり良くない事だみたいな
風潮があるとも、聞いた記憶がある。)
だから、その主題歌の歌の良さ、声の良さで、それが「パク・ヨンハ」
だと、明かされた時は驚いた記憶がある。
それからも、親しみやすい笑顔で、人気のあった人だったと思う。
歌手活動も、定期的に日本でも行ったいて、コンサートを
川口でしたばかりだったそうだ。
「介護」・・・家族の生活を支える資金も若い時から、
彼が稼いでいたという記事をみた記憶がある。
自分が、追い詰められた時は、こう感じていた。
(・・今は、色々な「救い」があって、笑う事を取り戻した。)
・・・「苦しんでいる家族に、してあげられる事が自分には
あまりないように感じる」
それでも「自分はいっぱいいっぱいで他に何も考えられない」
「ずっと考えていくと、悲観的な未来ばかり予想する」
「自分が、その苦しんでいる家族に一番、責任を持っており
他に、その責任を持ってもらえるだけの力がある人がいない。」
・・・追い詰められてしまったのだろうか・・。。
彼は「役者」で「歌手」だったから、
「人に喜びを与える立場の人」だった。
人を癒してばかりで、自分が癒される人がいなかったのなら
悲しい。
この曲、好きだったよ。CD も何枚か、買ったよ。
コンサートにいくほどの、熱心なファンというわけではなかったけど。