ヘッドライトをLED化 XT125 6Vでも、できる! | Bike と Guitar の備忘録

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LED化 そして訳アリのポジションランプ

 

XT125のヘッドライトは6V故にとても暗い。ハロゲン化しても。

当方昼間しか乗らないが、視認性を向上すべく、できるだけ明るいライトにしたかった。

 

XT125の電装系について、

交流 : ヘッドライト メーター照明 ハイビームインジケーター

その他は6Vバッテリーからの直流である。

 

2019年頃から、交流→直流変換器付きの交流・直流兼用LEDヘッドライトが出回り始めた。

12V用しかなかったが、XT125 のジェネレータ電圧は交流で14~16Vある。(ピーク値)

ちなみにバッテリーへは半波整流で7~8V充電。

 

---- 2021年10月 追記 ----

LEDヘッドライト接続の詳細

より高い電圧でLEDを駆動させるために下記の接続とした。

 

XT125のジェネレーターコイル出力は2系統ある。

 

・ライト OFF

出力1  レギュレーター + レクチファイアー(半端整流)経由でバッテリーへ

出力2  オープン

 

ライト ON

出力1  レクチファイアー(半端整流)経由でバッテリーへ

出力2  ヘッドライト + レギュレーター

 

出力2は、出力1の途中から出ており、回路的には繋がっている。

よって、バッテリーは、ライト ON / OFF に関わらずレギュレーターが接続された状態で

充電される。

 

 

改造内容

・出力1のライトスイッチへの配線を切り離し、そこへLEDヘッドライトのHi端子を接続する。

 LEDヘッドライトは出力1に直結となり、ライトスイッチの ON / OFF に関わりなく点灯する。

 

空いたヘッドライト端子のLo側にポジションランプを接続する。

 ポジションランプは17Wを2個、これを並列に接続する。 トータルで34Wの負荷となる。

 

★ 重要事項 ★

 

・ライトスイッチは常にON

・ライトモードはLo にすること。

 

このことにより、LEDヘッドライトはレギュレーターを直接介さずに電圧が供給される。

 

厳密には、LEDヘッドライトはジェネレーターコイル出力2を介してレギュレーターに繋がっているが、ヘッドライト端子からLEDに接続するより、より高い電圧がLEDに供給される。

 

ポジションランプを付けることにより、実際にライト点灯と同じ状態となり、レギュレーター及び

バッテリーへの過電圧を防止する。

 

改造後の回路図

★サービスマニュアルの ライトスイッチの ON / OFF は誤表記である。

 ON / OFF は逆である。

 

 

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これを取り付けてみた。

 

 

アイドリングではチラチラするが、3000回転も回っていれば十分に明るい! 爆光レベル

 

XTのバルブはPH9という、とんでもなくマイナーな規格だ。

今回のLEDは針金を使って強引に取り付けた。

 

LEDはLoが2面発光、Hiが3面発光となっている。

それでも30Wしか食わない。当方昼間しか走らない。

 

また、交流→直流変換器について、ユーザーレビューでは概ね問題無しのコメントだが、中には

・コンデンサがパンクした。

・配線が外れた。

・熱を持つ

 

コンデンサを国産の耐圧の高いものに交換。

配線の再ハンダ付け。 (ど素人のハンダ付けだった。少し引っぱっただけで外れた。)

ケース両面に穴あけ加工。 雨の日は乗らない。

 

交換後2年経つが故障無し。