聖剣伝説2
1993年 3位
総合 49位
あらすじ
はるか昔、マナの力を使った文明が栄えていた。
マナの力を利用したマナの要塞と呼ばれる巨大な船を生んだ。神々よりつかわされた神獣と要塞の激しい戦いは、世界を炎に包み、毒を撒き散らした。
マナが失われはじめたその時、聖剣を携えた勇者によって要塞は落とされ、神獣も姿を消した。
世界に再び平和が戻った。 時は流れ、歴史は繰り返す………
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評価
・【良い点】
最大の魅力はシナリオ。ラストには泣いた。
BGMも最高クラスです。未だにサントラをBGMで使っています。
・流石スクウェアというべき作品(勿論良い意味で)。ストーリーは王道でお決まりパターンですが、シンプルでわかりやすくて良いと思います。それなだけにバグが非常に残念でなりません。でもバグを除けば本当に名作といえる作品なのは間違いありません。
・ゲーム自体はリングシステムなどを使い初心者にもやりやすかったですが、いかんせん内容が暗すぎます。
主人公=いじめられた上に、いじめのせいで突き落とされて聖剣のあるところにたどり着いただけなのに、いじめたやつは何も無く主人公が理不尽に追い出される(こんな村滅びろ!)
・恐らく、人生の中で一番ハマったRPGだと思います。まず、SFCのクオリティであれ程のBGMを作る事の出来るコンポーザー(菊田氏)が凄い。OPのマナの樹のグラフィックも鳥肌モノです。リングコマンドシステムも斬新ながら、プレイしてみるとシステムの勝手もかなり良かったと思います。
・バグ、壁ハメも愛情のうちのひとつ
スーファミ時代の神作品のうちのひとつ
・なかなか良かったです。可愛いキャラクター達と旅にでるごくシンプルなアクションRPGですが、このシンプルさがいい。ゲージを溜めて攻撃したり、魔法を使ったり多彩なアクションで楽しいです。ただ、ストーリーはあまり好きではない。グッとくる事もあるけど、暗過ぎる。せっかく明るい感じの世界観なのに、このシナリオはいただけない。ポポイの最後のアレは酷すぎるんちゃうか?
・ボス倒した後、コントローラーのボタンを押してしまうと進めなくなる
・こういうバグが多いのが分かってて出すという会社の姿勢が、後のロマサガ3や、FF8などに受け継がれていると思います。これならまだ、ゲームの出来は凡庸でも一応はバグの無い完全な作品を出すメーカーの作品のほうが良心的かついいと思います。いくらゲームそのものの出来が良くても、不完全な状態のままリリースするのはユーザーを裏切る行為と言えるのではないのでしょうか?ある意味、販売延期するより悪いと思います。
・とても楽しめた作品です。BGMやグラフィックも優れていました。ただ、戦闘時に通常攻撃や必殺技が上手く敵に当たらず、イライラすることも多々ありました。必殺技ゲージを溜めるのにも時間がかかるし、ちょっと戦闘時のテンポが悪かったですね。
・ボス戦後の「ボスの部屋から出られなくなる」バグは本当に酷いです。「やった、倒した!!」と思った矢先にこのバグが起こると非常に萎えます。