ダービースタリオン
1991年 11位
総合 3459位
評価
・完成されすぎたゲームは衰退しか道はありません。
常に最高傑作を作らないとユーザーが認めてくれないからです。
スポーツゲームなんかが最近リアル志向ものばかり評価されるのもそんな背景がある気がします。
・昔のダビスタは、まさにサルみたいに遊び倒したゲームだったのですが、今ではさすがにプレイするのがつらいゲームになってしまいました。
理由としては、ゲーム形態がまったく変わっていない点。一例として、レースをスキップ出来ない点。それと、気性が悪いとスピードやスタミナが高かろうと活躍できない(現実とは微妙にズレている)バランスのおかしさ。これについてはリアルでは無いと常々思ってます。今現在までのダビスタはライトユーザーよりも廃人クラスのプレイヤーを対象に作られている感じがして、それが世間のニーズから外れてしまっているようにも思えます。
・ダビスタといえば、白馬をどうやって作るかに限りますw
生まれてきたものの、体質が弱く重賞戦線にいかにもっていくかがキーになります。
やりこみ度は、ものすごくあるとは思います(全G1・重賞制覇・三冠馬など)が、馬がたくさん増えてくると調教がめんどくさくなるのが辛いところです。
・ダビスタ2が流行った頃、競馬ブームが到来して競馬を知らない人もダビスタをやる現象が起こっていた気がしますが、自分には合わなかった。十数年前は無類の競馬好きで毎日競馬雑誌ばかり読んでいた人間ですが、ダビスタだったら断然ウイニングポスト派でしたね。
・あくまで自分は血統理論派ではなく、過去の名馬のレースを観て感動し、その子供等の活躍を楽しんでいた自分には血統としては三代前の馬の「戦跡」があれば十分だったのに対し、ダビスタが流行ってから、グレイソブリン系だのプリンスリーギフト系だのの言葉があちらこちらで飛び交う様になり・・・
実際に競馬を知らない人等に血統重視で競馬を語られるのが嫌だったんだと思います・・・。
・調教についてはかなり細かくするのでウイニングポストに比べ充実していたと思います。
っが、育成ボクシングゲームなどでもそうですが、調教が訓練ではなく、途中から体重と調子を維持するためだけの作業になってしまうのが自分には合わなかったですね。
・ダビスタのよいところは初心者でも、上級者でも気軽にプレイすることができるところにあると思う。
やることといえば、種付けすることぐらいで、調教はお任せにすればいいのだから、楽に遊べる。
上級者になれば、いい馬を作るために、配合を工夫したり、調教を自らしたりする必要がある。
・【良い点】競馬なんぞやりませんが、重賞の名前ぐらいは覚える事が出来ました。
最初は全く興味がなかったんですがG1獲ったりすると感無量です。
・現実でも確かに血統の相性は考えるでしょうが、同じ血統でも当たり外れや予想もしない名馬が変な血統から生まれる事はあります。みんながみんなダビスタの様な血統理論だけで種付けしていたら世の中こんなサンデーサイレンスだらけにはなってないでしょう。
サンデーサイレンスの子供に化け物が多かった訳で、結果論としてその配合は相性が良かったと後に判断されるものだと思います。(当然基となる血統理論はある事は分かりますが)
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