- 手術後は、2か月くらい、出血や浸出液がずっと出るとのことです。
手術したあとは、病院で買ったパットをして、お尻にガーゼを当てて、網のパンツで押さえ、その上にトランクをはいていました。
入院中はずっとこのようにして、過ごしていました。だいたい2時間に一回くらい交換していました。
退院する頃には、出血、浸出液共に少なくなり、交換する回数もへりました。
退院後、初めて出勤するときも病院と同じようにしていきました。
そうすると小便をするときに、パンツを下ろすのがなけなか大変で時間が掛かり、周りの人の目も気になります。
そこで帰宅途中に薬局により、何か良いものはないかと探した結果、大人用オムツに挑戦することにしました。
やはりこの年で、おむつをするのはなかなか勇気のいることです。自分の中でやはり抵抗があります。 -
入浴後、トイレに入り、家族には内緒でおむつを装着しました。
装着した感触は、思っていたよりも柔らかいでした。もっとゴワゴワしているのかと思っていましたが、いつも履いているトランクよりも柔らかいです。
おむつをはいた中に、軟膏を着けたガーゼをお尻に当てて寝てみました。
病院でしていたパットよりも断然いいです。パットは、どうしてもずれるので、夜中に直したりしましたが、おむつはそんな心配は要りませんでした。
赤ちゃんとは違い、おむつの中に排尿するわけでは無いので、むれるかんじはありません。
履き心地が良かったので、そのまま出勤してみました。
パットみたいに、ずれたりすることはないので本当にいいです。
これはパットを止めて、本格的におむつを使用しようと決めて、薬局にいきました。
私が前日に買ったのは、薄型のおむつの試供用の二個パックでした。
しかし、よくよく見ると、更に薄型がありました。もうこれしかないと薄型の16枚パックを購入しました。
帰って装着すると、やはり昨日のよりも薄く、履き心地はこちらの方が上です。
夜寝る時も不快感は有りませんでした。
しかし、翌朝スーツに着替えていると、子どもがやって来て、紙おむつ姿の情けない、父親の姿を目撃されます。
何と言われるか不安でしたが、痛いけど頑張ってねと優しく励ましてくれました。
しかし、子どもにこの姿を見られるのは、
やはり切ないです。
早く回復して、紙おむつを卒業しようと、心に決めました。
これから手術されるかたには、是非紙おむつの使用をお勧めします。必ず自分が思っているよりも、履き心地は良いです。
ただ、ズボンを脱いだときのあの惨めな感じはどうしょうもないありませんが…。
