10年位前からお尻の調子が悪く、血が出たり、腫れて痛みが出たりを繰り返していました。
3月25日の朝、起きると痛みがあり、パンツに血が付いていました。
さすがに我慢できずに、病院に行くことにしました。
以前職場の先輩に、痔のことなら多摩大腸肛門科が良いとの話を聞いていたので、スマホで検索すると、車で30分くらいの所にあるので行くことにしました。
9時から診察が始まるのですが、早目に帰れるように8時30分に病院に行きました。着いた時には、すでに5人くらいの方が待っていました。
受付で名前や既往歴などを書いて提出します。
待っている間はソファーに座って待つのですが、やはり肛門科のため、円形座布団がたくさん置いてあります。
せっかくなので円形座布団に座ってみます。なかなかいい感じです。肛門付近に負荷が掛かりません。
売店で売っているそうなので、帰りに買おうか検討します。
9時になると名前が呼ばれ、中待合に行くように言われます。
他の方と一緒に、診察室の前にある椅子に座って待ちます。
先に50代位の男性が呼ばれ、診察室に入っていきます。
私は置いてある海外投資の本(なぜこのような本が置いてあるのか謎です)を読んで待ちます。
すると先ほどの男性が入った診察室から「あー‼︎」などの痛そうなうめき声が聞こえてきます。
その声を聞いて、海外投資の本なんて読んでる気になりません。
耳を澄まして、診察室の様子をうかがっていると、自分が呼ばれてしまいました。
緊張しながら診察室に入ると優しそうな看護師さんがいました。
診察室の中には、机と診察用のベッドが置かれています。
机の横にある丸イスに座るように言われ腰を掛けます。
これまでの痔の様子について色々と聞かれ、10年位前から痔瘻の様な症状がある旨伝えると、「大変だったね」と優しく言ってくれます。そして、ベッドに横になり、パンツを降ろして待っているように言われます。
ベッドに横になり、パンツをそうとしましたが、恥ずかしいため躊躇していると、看護師さんが勢い良く降ろし、タオルを掛けてくれます。
少しすると白髪の先生が来て、タオルをめくり、私のお尻を覗きます。その間約5秒。
「痔瘻だね。入院して手術。」と言って、診察室を出て行ってしまいました。 早‼️
パンツを上げて、ズボンを履いていると、先ほどの看護師さんが「痔瘻だから入院して手術しないと治りません」といいながら、ズボンを履くのを手伝ってくれます。
受付に行って入院の手続きを行うように言われます。
なんかあまりに早すぎて、診察を受けた感じがしません。病院では、当たり前かもしれませんが、患者にとっては特別な事なので、もう少し丁寧に説明してもらいたいと思います。
入院については、10日くらいかかるとのこと。
突然10日も入院すると言われても、仕事や家庭の事もあるので、簡単には決められるはずはありません。
病院の方もそれは承知していて、都合のいい日があったら予約してくださいとのこと。
午前中仕事を休むために連絡をしていたのですが、詳しく話すために連絡し、入院が必要であると伝えると、早い方が良いと言ってくれ、今日から休んで良いと言ってくれました。
自分では、ゴールデンウィークと合わせて、入院しようかと考えていたので、あまりの展開の早さに自分でも驚きます。
受付に戻り今日から入院出来ると伝えると、受付の方も驚いていました。
今日から入院する事が決まったので、入院費用等について説明がありました。
痔の種類により、治療費が決まっているようで、痔瘻の場合は自己負担76,000円です。
それに食事代は、一食260円(260円×26食=6,760円 初日や退院日は除いています。)です。
また差額ベット代については、
特別室17,280円
個室 A14,040円 B12,960円 C10,800円(ABCの違いは分かりません。)
2人室 窓側5,940円 廊下側5,400円
です。
私が入院した時は、大部屋がいっぱいだったので、2人部屋に1人で入りました。病院の都合により、2人部屋に入ったのに差額ベット代が取られるのはちよっと疑問です。
その他には、入浴一回525円掛かります。また、手術後にガーゼやオムツを使うのですが、それらも売店で買う必要があり、入院初日に1,500円分くらい買いました。それだけでは足りないので、後で追加で購入することになります。
退院までにかかる費用は、治療費76,000+食事代6,760円+入浴代3,150円+ガーゼ3,000円=88,910円 くらい掛かることになります。
差額ベット代などが必要となった場合は、やはり100,000円くらい必要となります。
医療保険に入っているので、ほとんどは、保険金でカバー出来そうです。
医療保険に加入していない方は、事前に入っておきましょう。
入院当日は、午後1時から1時30分の間に受け付けをします。
私は一度家に帰り、着替えなどを準備します。湯呑み、箸、パジャマ、下着、洗面用具などをカバンに入れます。入院中は暇なので、本やiPadなども持っていきます。暇つぶしのものは、必ず準備してください。病院に行く前にブックオフに行って10冊位買いました。
1時30分に病院に行くと、外来の診察は終わり、他の患者さんはいません。
荷物を持ったまま診察室に入ると、採血、血圧、心電図検査を行います。
この検査もあっという間に終わります。いつもは入院する人が、何人かいるようですが、この日は私だけでした。
検査が終わると、看護師さんと病室に行きます。途中で2階にある売店に行き、ガーゼ、紙オムツ、T字帯、お茶3本を購入します。また、テレビカードも購入しました。
病室に入ると、着替えるように言われ、荷物を棚にしまいます。
今日はもう診察などはないので、ゆっくりしてくださいとのこと。
本を読んだりして6時になると、食事の準備ができたので取りに来るよう放送が流れます。
病院の食事と言うと、味が薄く美味しくないだろうと思っていましたが、しっかりした味付けで、予想外に美味しかったです。ただし、いつも家で食べている量と比べると少ないので、物足りない感はあります。
そんなこんなで、入院初日は、まさか入院するとは思っていなかったものの、静かに過ごすことができました。
明日は午後から手術を受けるため不安ですが、なんとか乗り越えたいと思います。
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