こんにちは。星花です。

今日は心療内科の通院の日。

 

調子はまあまあ良いって話したんだけど、

薬を増やした方が早く治るって言われたんです…

体調の事もあるからあまり増やしたくはないって話して、

今日はいつも通り。

 

さて、この話は、また別の機会に。

鬱の経験談を書くときにしますね。

 


ここからは、手術当日の話です。

 

注意!!

今回は手術の様子を出来るだけ

詳しく書いてます。そして、長いです。

苦手な方はご遠慮ください。

 


ついに来ました。

X-day、それは記録を見ると、

2017年9月18日 月曜日の事でした。

昨日の記事に日曜日って書いちゃった…

次の日仕事だったからつい💦

 

そして、朝からクリニックへ。

指定された時間よりもだいぶ早く着いてしまい、

受付で同意書と料金の支払いを済ませました。

 

待合で待つあいだ、時計の針の音がカッチコッチと、

手術までの時を数えていました。


本当に今日なんだよね。ついに、ついに…。

 

 

 

なんだか緊張してきて、やっぱり怖いのかな。

 

 

 

そして、名前を呼ばれて、手術の準備に。

 

 

〜 1.準備 〜

 

手術室の手前の部屋で荷物を置いて、

靴下以外は全部脱いで、手術着に着替えました。

 

何も着てないだけあって、全身すーすーして妙な感じです。

 

手術台に仰向けで寝ると、上にはブラックジャックとか、

ドラマとかで見る電球がたくさんある手術用の照明。

 

 

明るいんだろうなぁ。

 

 

 

 

右には、バイタル計測、心電図、脈拍、

血圧を測定するように、指や体にいろいろ繋がれて。

 

 

 

これもテレビで見るやつやぁ〜

 

 

これから手術するんだなあ〜

ドキドキ…。

 

 

気がついたら準備をしている先生に話しかけて、

緊張をほぐしてました。


 

手術って初めてだから、緊張します〜

 

そうですよねぇ。

 

こういう手術する人って多いんですか?

 

多いですよ〜

 

そうなんですねぇ

 

点滴しますね

 

左腕の静脈に点滴をされました。

何の薬かは分からなかったけど。

 

点滴って、刺す時だけじゃなく、

してる間ずっと鈍い痛みがあるのはなんでかな…。

 

 

 

 

 

〜 2.麻酔 〜


今回の手術は、三種類の麻酔を使いました。

 

最初にしたのは仙骨硬膜外麻酔。

 

まずうつ伏せに。点滴をしてるか寝返りが大変でした💦

 

 

それから、ベッドをくの字型に操作され、

お尻を突き出すような格好に。

 

 

一体なんのポーズでしょうか…。

 

 

そして、腰の骨の辺りにチクリとした感触。

注射針が刺されました。

 

麻酔液が入ってくると、腰が重たくなった感じ。

 

それから、ベッドを水平に戻して仰向けに。

 

 

麻酔が効きはじめるまで少し待ちます。

 

 

少しして、助手の先生が麻酔の効きを確かめに。

 

患部を器具で突いたようですが、何も感じませんでした。

 

 

 

次は消毒。色がつくけどあとで取れますので。


はい。(何のこと??)


それが茶色の消毒液らしいことは後で分かったこと。

 

 

もう麻酔が効いていて、消毒の冷たさは感じないし、

◯の感触も無くなってたので、

そこで何か別のものがごろごろと転がっているような不思議な感じ。

 

取ってしまうのだから二度と味わうことのない、

一生に一度の感覚。

 

それも、経験しない人の方がずっと多いんですよね。

 

それから局所麻酔。少しチクっとしましたが、

何もしてなければ、びっくりするくらい痛いのかな。

 

そこに、液体が入って来る感触。

 

あとは笑気ガス。院長先生が来て、

笑気ガスのマスクを付けられました。

(鼻に当たってマスクに隙間が出来てたけど)、

何度か吸い込んでると、手が痺れる感じと頭がぼーっとする感じ。

なんか半分寝てるような気分です。

 

先生「じゃあ始めるよ。痛かったら言ってください」

 





〜 3.手術 〜

 

先生がそう言うと、すぐに手術が始まりました。

 

ツー

 

あっ、今切ってる。

 

本当は鋭い痛みを、そのまま遠く遠くにやったような感触があったかと思うと、すぐに右の◯が外に引っぱり出されたよう。

 

 

 

内臓を外に引出され、お腹がグググッって引きつられる。

 

 

 

分かる人なら想像して貰えれば、

手術のイメージトレーニングできますよ。


自分で◯を外から指で強く押さえた時に感じる痛みのような。

あるいは、ぶつけた後の余韻のような痛みと言ったら近いかも。

 

それにぐいぐい引っ張られる感覚が加わりお腹にズシンと響く。

 

思わず、うぅっと呻き声が漏れます。

 

先生が痛い?と、一言。

 

ちょっと痛いです…(耐えられる痛みだけど)。

 

 

麻酔追加するからね。

 

 

直後に◯に直接チクリとした感触。


 

マシになったのかどうか分からなかったけど、そのまま手術は続く。

 

 

グッ グッ グッと、リズミカルに引っ張られる感覚がお腹に響く。

 

 

ネットの動画で、何度も見た手術の様子。

 

それが今私にされているんだな。

 

◯を切り離す前に紐の部分を結索する。

 

その背術をしている先生のとの動きと、

お腹への響きがシンクロしているのです。

 

 

ジョキジョキジョキ…

 

そんな音が聞こえた気がすると

痛みが一瞬強くなってその後弱まりました。

 

今切り離されたのかな…

 

そう感じたあたりから、痛みがだんだん引いてくるようでした。

 

 

 

続いて、バチバチッ バチバチッと、レーザーメスの音。

視界に煙が上がって来るのが見えます。

 

切ったところを止血してるところかな。

 

バチバチッ

 

バチバチッ

 

 

(熱っ!!)( ゚д゚)

 

 

火花が麻酔のかかっていない太ももに飛んだようです。

花火で遊んでて、火の粉が足に当たった。

そんな感じです。

 

バチバチは何度か繰り返し、続いて左側が、ググッと引っ張られます。

 

 

ググッッとお腹に響く痛みが強い…。

 

またうめき声がもれる。

ググッ

     うぅっ

 

ググッ

 うぅっ

 

先生に、痛い!?麻酔効いてる!?

だかなんだか聞かれました。

 

そういえば呼吸の加減か笑気ガスの効きが

弱くなってる気がしたので、よく吸い込んでみたら

少しぼんやりして、マシになった気がしました。

 

先生の呼びかけには、何とか、「はい〜!」と返事。

痛みに耐えるため、右手側のベッドのクッションを強く握りしめました。



左の〇にも麻酔のチクリという感じ。

 

うぅ…痛いけど、耐えられる。

 


耐えられるよこれくらい・・・

 


時間にしたらあと15分もすれば…

 



そのまま耐えて成り行きを見守ってると、

ジョキジョキっという音とともに、

(本当に聞こえたような気がします)

最後の響きがお腹に伝わり、少しおさまりました。

 

これで、左も切り離されたわけです。

 

レーザーのバチバチがそれに続き、しばらくすると左も終了。

 

 

最後の処置、縫合が始まります。

 

糸で皮膚がグイグイ引っ張られる感じ。

 

縫われる時の針が刺さる痛みは全く感じなくて、

手早く、グイグイと引っ張られる感覚だけ。

 

出血が無いか確認して、もう一押し追加の縫合がされて傷口は閉じられました。

 

 

仕上げにガーゼとテープで入念に留められて、手術は終わりました。

 

 

 

点滴が外されます。

抜くときによく見てみると、結構長いチューブが血管に入っていました。

これが内側で当たるから、点滴の間はずっと痛みを感じるのか・・・

 

 

摘出した〇を見せてもらってもいいですか?

 

いいですよ。

 

 

それには、血はあまり付いていなくて、つまんでみたら結構柔らかく。

 

押さえてみると丈夫な膜で、そんなに形は変わらない。

 

持ってみたら、ずしりと重かった。

 

 

思わず、こんな物が付いてたのか~。

 

と言ってしまった。

 

 

持ち帰ることもできますよ。

どうしますか?

 

う~ん。

持って帰ってもしょうがないので、いいです。

 

一年間は保管してますので、気が変わったらいつでも言ってください。

 

わかりました。

 

 

手術着から、普段着に着替え、少しの間横になって休みました。

 

 

済んだ。

 

 

いや、始まったのかな…?

 

 

始まったんだよね。

 

 

なかなか無い、多くの人が経験する事のない体験でした。

 

 

お風呂は患部を濡らさないように、シャワーなら大丈夫。

ガーゼは翌日の夕方頃には外してもいいって。

 

湯船に浸かってよかったのは何日後だっけ?

この時はもちろん覚えていたけど、今は忘れちゃった・・・

 

 

その後少しの間、妻と街をうろうろ。

 

 

手術のあとは、〇を少し強めに摘んで圧迫してるような感じが続いています。

歩いていると時々ズキンと響く感じ。

痛み止めが効いてるから、こんなもんなのかな。

 

1ヶ月後の検診は10月18日頃の予約に。

 

 

少し買い物で歩いてたけど、結構お腹が重い感じが続くので、

そんなにうろつかずに家に帰りました。

 

 

この痛みはお腹とか腰に響く感じで、

女性の痛みってどんなのかは分からないけど、

これって似たシチュエーションなのでしょうか?

 

まあ、両方を経験することはできないから

永遠に謎ですね。

 

 


薬は3日分と頓服5錠、座薬3つ。

寝る前に念のため頓服を1つ飲んで寝ました。

 

 

〜 余談ですが 〜

手術の最中、右手はベッドのクッションからはみ出していました。

 

ちょうど、先生の左足に当たってて、

すごい太い脚で、筋肉が固かった。

体格のいい先生なので、体力もすごいんだろうね。

 

お医者さんは、ハードワークだから、

このくらいじゃないとできない仕事なのかも。

 

 

因みに、手術前に患部の写真を撮られます。

(//∇//)キャ~

 

なんて、症例サンプルなので、

恥ずかしいとかそういう気持ちは何も起こらなかったけど。




そして次の日は、普通に会社にいくのでした。