その夜・・・愛さんがふとこんなことを言い出しました・・・。

 

「ねえ・・・

〇一族なんだけど・・・

全部抹消までしなくて

いいんじゃないの?

いくら何でも全てを

抹消ってのはさ・・・」

 

「え?何言ってるんですか?

そんなのダメでしょう・・・・」

 

「ちょっとペンデュラムしてみようか・・・

〇一族の方・・・来られましたら、

はいの方向、

左回りに回ってもらえますか?

・・・・・・・・・・・・・・・・

え・・・?あれ?おかしいな・・・・・。

〇一族の方・・・?

NO

 

もしかして・・・

〇一族に苦しめられた一族の方・・・

ですか?

YES

 

〇一族でも

改心してる者もいるかもしれないし、

一網打尽にする計画を

そろそろこれくらいで

辞めてはどうかと思うんです

NO

この〇一族を潰す計画を

止めることに反対ですか?」

YES

 

その後何度かペンデュラムで、〇一族の者を

呼んでみるも出てくるのはみな、

〇一族に恨みを持つ方ばかりで、

しかも、

〇一族を潰すのを

辞めないでくれと言う

のです。

と言う事は徐々に〇一族を追い詰めて、追い詰めて、

勢力を伸ばして来ていて、士気も上がっているのでしょう。

 

「愛さん・・・これは絶対、

〇一族が徐々に斬首されて

消されてることの表れで

勢いに乗ってどんどん〇の一族が

消されてるんですよ。

それにより、

更に賛同者が増えてってるのと、

このまま勢いに乗って

ぶっ潰そうってことなんです、

この勢いを止めるなんて

もうできません。

それほど恨みを

買ってる一族だと言う事です!!

止める事なんか許されないんです!

ここで私が大石の神様たちに

辞めて欲しいって、

言うつもりもなければ、

私はこの勢いを

止めようとは思いません!!」

 

「そう・・・そうみたいね・・・分かった。

じゃあもうとことんやるしかないね。

私も腹をくくるよ。

何かあれば私も責任を取るよ!

そしたらね・・・

次にこの〇の一族が

ここに来た時には

矛先を向けるのは私たちじゃないよ、

こうなった事の発端は〇なんだから、

恨みの念を向けたり、

霊障を起こす先は

私たちじゃなく、

今まだ生きている

〇の家族なんだよ。

〇の父親も〇の祖父も

私たちを死してなお裏切って、

霊障も起こしてきたんだから。

矛先を向けるのは〇の家族!!

それを念じて

〇の一族に伝えるしかないし、

常にそうして念を飛ばして

言い続けるしかないよ」

 

「そうですね・・・分かりました」

 

そうして、私は延々恨みの矛先は

私や愛さんじゃなく、

問題を起こした〇や一緒に加担した

〇の家族なのだと言う事を

念じ続けて、その日は休みました。

 

 

続く。