30年以上前、当時16歳で中型二輪免許を取得した時のお話し。
250ガンマ初期型とVF400F,どちらを買うか悩んでいる少年がいました。
その少年は、セルモーターでエンジン始動。免許区分上限の400ccである誘惑に負け、
VF400Fを買いました。
その後、少年の友人が「借りてきた」と言ってガンマに乗ってきました。
借り物を借りるのは人道的にマズイ。
そうは思いながらも稲穂のように頭を垂れ、チョットだけ乗ってみました。
パワーバンドに飛び込んだ瞬間、少年は沼にはまってしまいました。
そう、世にも恐ろ楽しい2st沼に。
しかし所詮は子供。
VF400Fのローンは、ガソリン代も圧迫する程の脅威となって毎月訪ねてくるのでした。
財布の中身は20円。なんて事は当たり前。
それでも楽しかったのです。
少年はガンマを選ばなかった事を少し後悔しながらも、オートバイの楽しさだけは日々
堪能していました。
やがてローンが完済した頃、世の中はレーサーレプリカブームが創成期を迎えていました。
少し成長した少年は、やはり2stが欲しい。この思いからNS400Rを買ってしまったのです。
その後、細々と乗ったり乗らない時期を経て、少年はジジイと言われるまでに成長しました。
そして現在。
久しぶりに会った先輩が、「書類無いけど欲しいならあげるよ」
と見せてくれたのが、RG250ガンマでした。
2stを4台抱えながらも、またもや増車してしまう、脳みそが成長していないジジイの
物語が始まりました。
