まだ暗いうちに起きてビューホテルの客室からの朝焼けを撮影しながらゆっくり楽しむ。
奮発して3階のプレミアビューのお部屋にしてよかった♡
無料の朝食へ。
オートミール粥、ポテト、スクランブルドエッグ、ソーセージなどを紙皿に乗せ、プラスチック容器でジュースを飲むという。
こんな高級ホテルで紙皿ってがっかりだけど、まあ、ここはアメリカだからね。
というか、6万円のホテルなんて高級の部類にも入らないのだと思う。
朝食の内容はともかく、世界でも有数の眺めのいい朝食サロンには違いない。
チェックアウトして、今日のアンテロープキャニオンのツアーに向かう。
途中、今日は注意深く妥当なところでガソリンを入れた。
ナバホ族と思しきホームレスが寝てたな。
アンテロープキャニオンの入り口に着くと、時間を間違っていると言われる。
二時間も早く到着したらしい。。
何度も確認して計算したのに、どうしてもアリゾナマウンテン時間やらナバホ時間やらの時差がわからなかった。
でも遅れて到着するよりはマシ。
そしてなんと二時間前だけどチェックインできると言われたので、チェックインをする。
そうすると、ツアー出発時間より30分~1時間も前に待機しなくてよくなるらしい。
これは良い事聞いた!
ただただぼーっとベンチで待っているなんてもったいないもの。
むしろ早く来てチェックインしておくのが吉だと思うわ。
時間つぶしにホースシューベンドへ。
パウエル湖も行ってみた。
猿の惑星の舞台として有名な人造湖。
時間調整が終わり、晴れてツアーへ。
この会社にしたんだけど、、どういうわけかほかの会社に比べて、送迎車がボロかった。
他はミニバスとかミニバンなんだけど、ここだけ幌のついたトラックの荷台に乗せられるというか。
砂埃がすごいけど、まあ、それも野趣があっていいのかもしれない。
途中、グランドホグというネズミみたいな動物が走り抜けたりした。
アンテロープキャニオンは赤みがかったベージュの砂岩が鉄砲水で削られてできた峡谷。
土星とか木製を思わせるような、神秘的な地層のグラデーションが超絶美しい。
しかも正午を狙って(高い)ツアーを予約したので、正午の光が差し込む瞬間が撮れました。
ガイドさんは写真撮影と解説を過不足なく的確に行うタイプの人で、あたりだったと思う。
サングラスとマスクに隠れていて、全くどんな顔かわからずじまいだったけど(笑)
ジョーズに見える岩とか、背中に羽が生えたように見えるスポットを教えてくれてはツーショット写真を撮ってくれる。
最後に、砂とペットボトルの水を使ってアンテロープキャニオンの小さな模型を作り、この渓谷の成り立ちを説明してくれたのも凄く良かった。
アンテロープキャニオンが羊飼いの少女によって発見されたのが割と最近だったという話とか。
その娘が住んでいた集落も指さして教えてくれたり・・・。
送迎者はボロイけど、ツアー内容には満足でした!
そこから小一時間も走ると、もうグランドキャニオン。
入り口のところで地図を配っていた女性に勧められたデザートビューウォッチタワーに上ってみる。
天気が悪いけど、稲妻と雨と大峡谷のコントラストもまた素晴らしい。
ビデオだとダイナミックな動きが撮れるというか。
宿に向かうと、途中鹿が道路を邪魔していた。
加藤さんは喜んで撮影してました。
宿はヤパパイロッジというところ。
チェックインカウンターからは徒歩5分、車で1分くらい離れていて、森の中のコテージといったところ。
そうこうしているうちにもう5時。
そろそろ夕焼けスポットに向かわなければならないのだが、加藤さんがお腹が空いたというので、食堂へ。
ここの食堂のチキンが有名のようで、確かにとても美味しかった。
食事をしているうちに晴れてくる。
こういう日は・・・虹が出るかもしれないし、夕日は綺麗なはず。
チキンとサラダだけ食べて、ホピポイントに向かう。
車で向かって、近くの駐車場に行けばよいものを、なぜか駐車場が満車かもしれないと考え、バスに乗ってしまった。
実際はそんなことはなかったのだけど。
(要は私がちゃんと下調べしていないのが悪い)
バスに乗るが、うっかり反対方向に乗ってしまう。
バスの窓から虹は見えた。
最終バスに乗ると、車窓から夕焼けに照らされた峰々が見える。
10分、遅すぎた。
夕日を背景に撮影したが、光が弱すぎて、もう稜線の輪郭はボケている。
そのまま1時間ほど居て、ホテルのそばに帰り、土産屋へ。
ここでなぜか加藤さんはピアスをふたつ買ってくれた。
トカゲのものと松ぼっくりのもの。
なんでふたつも?
と聞くと、
「だって、気に入るものはなかなかないから、あったときに買ったほうがいいじゃないですか」
ですって。
私もお礼にココペリのオーナメントを買ったが、正直高いと思ってしまった・・・。
500円くらいに見えるブリキの切り抜きのオーナメントが3500円とかするんだもの。
私がケチなだけかもしれないけど。
それから食堂でまたチキンを注文し、ビールを飲む。
そこで一方的かつ盛大に喧嘩を吹っ掛けてしまった。
今思えば完全に私が悪かった。
なんか、夕焼けのベストタイミングに10分遅れたことが許せなくなったのよ。
私はこれが最後のグランドキャニオンだと思っていたから(実際そうなるだろう)
加藤さんは最初、だったら食事せずにすぐに向かうと言えばいいのに、などと反論していたが、結局泣いてしまう。
長時間運転で疲れているだろうに、こうして余計な負荷をかけてしまう私はつくづく愚かだ。
この先、一生、二度と夕焼けを楽しむことはないと思う。
酷い汚点になったから。
その後、夕焼けを見るたびこの時のことを思い出して、私は死んでしまいたくなる。