空想委員会ワンマン@福島Out Line | Merciless Sky

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君がくれた声だけは捨てられないまま

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9月10日 空想委員会ワンマンツアー

『持ち寄った青写真を重ね合わせて描いた未来は歌だった』

DAY2 福島公演

 

約2年ぶりに福島県を訪れました。

とは言っても前回訪れたのは郡山だったので、福島市ははじめまして。土地勘ゼロからのスタート。

 

Out Lineまでは福島駅から徒歩10分くらい。

大きな通りからひとつ狭い路地に入ったところにあります。周りには銀行の本店がたくさん。そのせいか駐車場も近くにいっぱいあるし料金も安いので、車で行くのも便利かもしれない。

外観がわかりづらくて、わたしは1回素通りしてしまいました!(笑)

会場のすぐ近くにはコンビニも無さそうだった。自販機はある。時間を潰すなら駅周辺の方が良さそう。

コインロッカー未確認ですが混雑するLIVEだとクロークが出るみたいです。200円。安い!

珍しかったのがドリンクのシステム。ドリンクチケットではなく、入場時にドリンク代を支払った直後に入口ですきなドリンクを選んで持って行くスタイル。ペットボトル数種類と缶ジュース数種類置いてありました。ありがたいけど最小限の荷物しか持ってないときだとちょっと困ってしまうかもしれない(笑)

キャパ200くらいでしょうか。フロア縦長でステージ低め。最前は10人いけるかどうか。

THE 地方のライブハウス!という雰囲気のハコなのにめちゃくちゃ音が良くてちょっとびっくりしました。特にドラムが聴いてて気持ちよかった。一気にすきなライブハウスになりました。

 

この日のLIVEは1曲目からとにかく直也さんが絶好調だった印象が。

ツアー2日目で緊張感も解けたのか「たのしい!しあわせ!!」が顔に出まくってた。しあわせそうにギター弾かれる姿がいちばんかっこいいです。

2回目なので3曲目のアレンジもちょっと余裕をもって聴けました。すごいなあ、あんなに面白いこと思いついちゃうのがすごい。曲知らずに聴いてもかっこいいけど知ってるとにやにやするやつ。

 

7曲目がはじまった瞬間に「ひっっっ!」ってなった。そうきましたか…!

今回のツアーはちょっと気が抜けないのかもしれない。

快晴なのに風はものすごく冷たい、という風景を想像してしまうイントロ。ギターソロは極上。これぞ佐々木直也。ソロ弾いてるときの表情が本当に最高ですね。

そして8曲目。この並びも素敵だなあ。そういえばこの曲のお披露目LIVEは郡山でした。

 

新曲は歌詞をしっかり聴いてほしいというバンド側の意図があるのかな?と思っていたらその通りだったみたいで。

1回聴いただけで心に突き刺さって全然抜けない歌詞。1回聴いただけで歌えるくらいシンプルなところがあんまり三浦さんらしくないかもしれない。普段の三浦さんからは出てこないんじゃないかな?と思うような表現もあって、きっとそこにファンの想いが反映されてる。

10曲目~11曲目辺り、直也さんが普段に増して三浦さんの歌に寄り添ったギターを弾かれてたなあ。

 

キラキラキラーって鳴らしまくるテディさんの神々しさがずるい(笑)

テディ「オーラを出してます」

佐々木「あれいいなー!俺もあれ鳴らしながら歩きたい!すれ違った人が『いまオーラが聴こえた…!』ってなるんじゃない?(笑)」

三浦「まあオーラだと思ってもらえたらラッキーだよね、たぶんおかしい人だと思われる」

直也さんの発言を聞いて「いやオーラ以前に不審者やん!」って思ってたら三浦さんが突っ込んでくださった(笑)

最近直也さんに対する三浦さんの冷静な反応がめっちゃ面白い(笑)

 

13曲目はイントロもギターソロも盛岡より今回の方がかっこよかった!!!直也さんは何弾いてもかっこいいけど!!!

アウトロのアレンジも最高にすきー!

16曲目に入るときのアレンジもかっこいい、あの三浦さんのギターだいすきです。

今回は直也さんのギターが普段通り。今後どうするのかはわからないけどやっぱり音も見た目もこっちの方がしっくりきてたかな。

 

本編ラスト、この曲はどう考えてもラストに演奏するのに相応しい曲で。それがわかりすぎるからこそラストに持って来られるのはちょっとこわかった。でも実際にLIVEで観てみたらとてもよかったです。

三浦さんの「全肯定」という言葉もあったお陰で前向きに聴けた。

 

夏~秋~冬~春、ってぼんやり考えてみたり。空想委員会というバンドは季節感のある曲がとても多い。どんな季節でも思い出してしまう曲があるから1年中このバンドの存在を忘れずに、ずーっとだいすきなままでいられるのかもしれません。

 

音楽は生活に直結しないけれど、衣食住だけの世界で生きる意味があるのか。わたしはそんな世界は面白くないから嫌だ。生きていく上で直接必要なものではないかもしれないけど、生きる理由にはなるんじゃないかな。少なくともわたしにとっては生きるために必要なもの。これからもこのバンドと共に生きていきたいなと思ったLIVEでした。