新宿バルト9を始め シネコン全国６都市でロードショー公開されDVDも発売された
前作 超低予算の自主制作のヒーロー映画「拳銃と目玉焼」
その安田淳一監督（未来映画社）が
4年（５年？）の歳月を掛けをかけて完成させた
日本映画史上最も美しく水田風景を描き、
最もリアルに現代の米作農家を描いた米作りエンタテイメントムービー「ごはん」。
幼い頃に母が病院で亡くなった時に父は田んぼに居て、
１人 母の死を見届けねばならなかったヒカリは父が許せず
家を飛び出し東京で派遣社員としてOLをしているさなか
電話でヒカリの叔母敏子から父が亡くなった事を告げられる。
ヒカリは急いで京都の実家に帰る。 父の葬儀も終えたところで
東京に戻ろうとするが、ひょんな事からヒカリの父を手伝っていた源八から
父が近所の農家30軒分（１万５千坪）といったとてつもない広さの
水田を請け負っていたことを知らされ驚く
源八も足の骨折で作業が出来ない、 ヒカリは各農家を訪れ
水田を引き取って貰えないかと嘆願するも
各農家 諸々の事情から今さら水田を返されても困ると断られ
途方に暮れるヒカリ．．．．
そんなある日、父と仲の良くトマト造りが得意な西山老人に
「お父さんがなんであんなに一生懸命やったか知りたないか」と言われ、
源八の足が治るまでということで水田の面倒を見る決意をする。
米作りの知識など殆ど無いに等しいヒカリ 過酷な作業に
七転八倒。
そんな中 刈り取りのコンバインが故障
手作業で刈り取ろうと源八とたった二人で奮闘するも
なかなか捗りません．．．。
途方に暮れている二人の前に西山老人を筆頭に
老農夫達が助っ人に現れます。これがまたかっこいいのなんの
あんた達はスペースカウボーイの爺さんか！と思えたシーンでした
昨年1月21日に、新宿バルト9を始めに全国6都市の劇場の
公開が終わるとひっそりと幕を下ろすはずでした。
が！作品を観られた多くの観客から、こちらでも是非上映をという要望。
５０名規模から６００名以上のホール 病院 学校 その他にて
上映会の開催・企画も現在進行中という 監督ですら予想していなかった
スマッシュヒットとなり日本各地を縦断中！
まだまだ終わることのない「ごはん」の輪
お住まいの地域にやってきた時には是非ご覧になってみてください。
笑いあり涙ありの素晴らしい作品になってます！
途中とラストシーンで 蟠りのあった父（幽霊？）と。ヒカリの
心が通じ合うシーンがオーバーラップされますが
もう涙腺崩壊します
このラストシーンで思い出した映画がありました。
『フィールド・オブ・ドリームス』ケビン・コスナー主演
若い頃に父親と口論の末に家を飛び出してしまい
以来生涯に一度も父の顔を見る事も
口をきく事すらもないまま父と息子は死別
その事を心の隅で悔やんでいた主人公が
「それを作れば、彼 はやってくる」と謎の声に導かれ
トウモロコシ畑を潰しフィールドを作ると
伝説のスタープレイヤーとして知られた
シューレス・ジョーを始め往年のスタープレイヤー達が
姿を現します。
そしてかつてはマイナーリーグの選手だった
若き日の父が現れ 父と子の蟠りが解けるシーン
もう涙無しで観られません
「ごはん」には、このシーンを彷彿させるほどの感動があります
『ごはん』の劇場公開1周年を記念した上映会が１月21日に
大久保のR'sアートコート（労音大久保会館）で行われました。
安田淳一監督
上映会ご希望のご要望は未来映画社まで
宜しくお願いいたします。
主演の沙倉ゆうのちゃん
なんと上映会終了後の懇親会にも参加させていただきました
監督やキャストの皆さんとっても気さくで
至福の時間でした
主演の沙倉ゆうのちゃんにお酌してもらっちゃってます
こんな機会そうそうあるもんじゃないです
ちゃっかり２ショット
こちらは前作 「拳銃と目玉焼」主演の小野孝弘さんと
